【怪談】猫又UMAのバリバリ怖い体験談

ワタクシ猫又UMAが、今迄の人生で体験した、数々の不思議、怪奇、恐怖体験談を書き遺して逝くブログです。

【バリ怖LINE4】LINE怪談...(3)

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 目次↓

【まえがき】

毎度お騒がせしてます😅猫又UMAです。

LINEで書いている怪談は、一応実話をもとに脚色しているのですが...僕の性格やその日の感情で書いている為、非情に読みづらいモノだと思います。

恐らく、意味の分からないモノや不快に感じるモノ等があるかも知れませんが...そこは、寛大な心で許して下さい。🙇

今回の怪談は、その癖が非情に強い内容だと思いますので、御了承下さい。

 

「天国が見える穴」

私が通っていた中学校の部活動の部室は、旧校舎を改築したモノを使っていました。

床や壁などは、見た目ボロボロなんですが...

建築素材は良い物を使用している様で、中々の頑丈さがありました。

ですが...木の節の部分だけは取れていて、穴が空いていました。

残念ながら...この旧校舎の部室は、男子専用のモノでした。

もし!この部屋が、男女兼用のモノならば...壁に空いた穴が、天国の世界が見える穴として語り継がれていたかも知れません。

そっち系の人にとっては、天国の穴だったかも知れませんが?

正常な男子には、地獄の穴でした。

ですので...穴の事など気にする者は、居ませんでした。

 

「ふふふふふ......」

 

しか~し!...私のクラスの2班だけでしたが、この旧校舎の部室を掃除するのが、担当でした。

私達...男子は、女子に廊下の掃除と窓拭きを担当させて...旧校舎の外側を担当していました。

そして...この旧校舎の秘密を知る者は、私ひとりでした。

私は...月曜日~土曜日の六日間の間で、1日1人だけ掃除をサボろうと...他の男子5人を上手く騙して、私がサボる日は...床下に潜っていた。

その日も、何時もの様に床下で...天国の光が射し込む穴から、天使のYを眺めていると...後ろから、誰かが...話しかけてきた......。

 

?「ねぇ!なんしようと!」

 

私「うるさい!あっち行け!」

 

?「何に?見よ~と!」

 

私「し~っ!黙れ!ばれろうが!」

 

?「危ないよ!」

 

私「何でっ!」

 

?「こっち向いてみぃ~!」

 

私「はあぁ!」

 

そして私は、声の主の方を向いてみると!!

そこには...片目が潰れた!

ドスケベそうな顔の男の子の姿が...あった!!

 

?「辞めとき~目...傘で潰されるよぉ!」

 

「多つ葉のクローバー」

私は、腰の手術を受ける為、2週間の予定で、脊損センターと云う、脊椎損傷専門の病院に入院していました。

この病院は全国に2ヶ所しかなく、他の病院では、手術が難しい患者を受け入れていました。その為、たま~~に...芸能人や有名スポーツ選手が入院してくる事がありました。

私が入院中は...1人も来ませんでしたが......

この病院の病棟は...A棟(軽症患者)B棟(重症患者)C棟(?患者)のランクで、3ヶ所に病棟が別れていました。

私はB棟に、入院していました。

 

一般的な病院では、今は...もう、喫煙所が無いのが当たり前なのですが、使用できる時間は決められていたのですが、普通に在りました。

私にとっての煙草は...エリクサー的な薬草なので、(HP20%MP80%回復) 何時も喫煙所に通っていました。

当然の如く、他の病室、病棟の患者やモミモミしてくれる人が、MPが低下してくると喫煙所に現れていたので、仲良くなりました。

私の悪い癖で、看護師さんに...この病院...幽霊出ます?と聞いていたのですが......

この病院は死亡する患者は居ないから...と言われ、それ以上の返答は、有りませんでした。

そこで、私は...喫煙所で何時もエンカウントしている...患者パーティーや、たまに来るレアモン患者に、この病院についての怪談的な物がないか?...幽霊を目撃してないか?等を聞いていたのですが...良い回答は得られませんでした。

 

手術も無事に成功して、退院まで後、1週間となった時、特に仲良くなった...西村さんと江藤くんとで、喫煙所で...エリクサーを呑んでいると...C棟に1年近く入院している、おばちゃんが日課の飴配りにやって来たので、C棟の者ならば、入院期間も長いので...何かしらの体験をしているかも知れないと思い...怖い体験がないかと?尋ねてみた......

 

(C棟は、A.B棟の入院患者が足を踏み入れては、ならないと云う...禁忌の地だった。)

 

すると、おばちゃんが...静かに...語りだした......

 

「中庭の樹の花...白くて、とても綺麗よねぇ...」 

 

中庭の樹には...花など咲いて、いなかった...私は、その話...怖い話ですか?と再度尋ねた...... 

 

「夜に...赤い蝶々が、中庭に来るのよぉ...」 

 

そう言うと、おばちゃんは...車椅子を漕ぎ、C棟へと...帰って行った......

少し...痴呆けっていた。

 

喫煙ギルドで、何時ものギルドメンバー達と、私と西村ハンターが、明日の検査次第で、2、3日後には、退院できると云う話題と...新米ハンターの江藤くんが...2日後に、ヘルニアと云う病の簡単な手術を受けるのだが...調子に乗っている担当医師が、学会に発表する為、新しい器具を使ったやり方で、手術すると云う...特別ミッションに挑む話題で、盛り上がっていた。

 

その日の夜の消灯後...私は、明日の検査の事を考えていると、寝付けなくなり...B棟ナースステーションの所の休憩場で、何となく中庭を見ていると...赤い服を着た女の幽霊が、C棟から中庭に現れて...スゥーと、C棟とB棟を繋ぐ渡り廊下の方に...消えて行ったのを目撃した。 

私は直ぐに、渡り廊下に向かったが...女の幽霊の姿は、何処にもなかった。

それでも、注意深く辺りを見渡していると...喫煙所の外の草むらに、赤い蝶々が居るのを目撃したが...今は外に出られない為...明日、朝イチで、その場に行ってみる事にして、その日は就寝する事にした。

 

朝7:00~私は、西村さんと江藤くんに、夜中の出来事を話し、喫煙ギルドでパーティーを組んで、ギルドのゲートをくぐり...喫煙所の外と云う名のオープンワールドに「赤い蝶々を探せ!」と云うミッションに挑んで行った。

ゲートをくぐり抜けると、直ぐに...赤い蝶々が居た場所にたどり着いたのだが...そこには?白い蝶々の死骸があった!

私は???と、思ったが...気を取り直して、拾った小枝で、蝶々をツンツンしていると...西村さんが、五つ葉のクローバーを見つけて...四つ葉のクローバーより、珍しいんじゃねぇ!良い事あるに違いないと...他にも無いかと!多つ葉のクローバーを探す......緊急ミッションに突入する事になった。 

暫く探していたが...三つ葉と五つ葉のクローバーばかりで...四つ葉のクローバーは、1枚も見つからなかった。

私と西村さんは、最終検査がある為、一端ログアウトしたが...江藤くんは、暇なのか?その場に残って...多つ葉のクローバーを探していた。

 

最終検査の結果は、午後に解るのだが...西村さんは、午後を待たずに...手術の跡が化膿して要る為、入院延長が直ぐに決まった。

この結果に、私は心の中だけで笑っていたのだが...江藤くんは、もう少し入院期間がある為、淋しさからか?心の底から喜んで、みんなで一緒に退院しましょうと云っていた。

西村さんは、現実世界でのミッションが忙しいと云う事で、入院延長に落ち込み...五つ葉のクローバーの効果は、なかったと洩らした。 

落ち込む西村さんの為に、仲良くなった入院患者数名と、その日の昼食の病院食をキャンセルして、病院敷地内のレストランに食べに行く事にした。 

 

お昼になり...私が配属されているギルド部屋へみんなが集り、レストランに向かう為にナースステーションを横切って歩いていると、突然!私の担当ナースが...エンカウントしてきた。

 

「Uさん(私)少し待って、大事な話があるから...」 

 

何事かと?理由を尋ねると...手術経過は問題ないのだが、極稀にリリカ(痺れを抑える薬)を服用していると副作用で、筋肉細胞が溶けると云うのだ...通常数値は100以下なのだが、私の数値は4000を超えていると...スカウターに表示され、念の為...無期限の入院延長が決まったと...ニコニコ顔のナースに告げられた。 

それを聞いたみんなは、爆笑した...江藤くんは喜んでいた...だが!西村さんだけは、青ざめた表情をしながら...

 

「五つ葉...やべぇ...」

 

と、小さい声で...云っていた。

ナースによると...薬の服用を止めると、自然に数値は正常に戻るので、心配ないとの事だったので...メンタルの強い私は、もう少し...この世界を楽しむ事にして、レストランに向かった。

 

レストランで、食事を楽しみながら...五つ葉の事を話し、呪いじゃねぇ!等と冗談を言い合っていると...江藤くんが?俺、六つ葉のクローバー見つけたと言いだし...みんなで、死ぬんじゃねぇ!と言っていたが...江藤くんは私よりメンタルが強いのか?笑い飛ばしていた。

 

次の日...簡単な筈の江藤くんの手術は、見事に失敗して、ミッションクリアとならず...ナースと云う名のアイルー達に、運ばれながら戻って来て...江藤くんも入院延長が決まった。

 

私が目撃した、赤い服の幽霊と蝶々...そして!多つ葉のクローバーの謎は解明出来ませんでしたが......不思議な体験でした......。

 

【オカルト雑談】

ホラー系のYouTubeで、霊感が非情に強いが...売れてない芸人さんが、子供の頃からほぼ毎日幽霊を視ているが...血を流している幽霊を一度も視たこと無いので、血が出ている幽霊等居ない!血だらけの幽霊を視たと云う人は嘘をついていると、言っていました。

僕は今までに幽霊なら、ざっと計算して7000~10000体と遭遇していますが、確かに血を流していたり、身体がエグい事になっている幽霊の目撃は2桁位です。

でも...確かに居ますので、恐らくこの方は血が出ている幽霊は居ないと、始めから思っているか、血が出ている幽霊が怖いと思っている為、チャンネルが合わないだけだと思います。

嘘つき呼ばわりは、血が出ている幽霊を視たことある方にとっては心外だと思います。

幽霊を視たこと無い人や信じて無い人にとっては、幽霊が視えるこの芸人さんも、嘘つきだと思われているかも知れないのにね...😁