【怪談】猫又UMAのバリバリ怖い体験談

ワタクシ猫又UMAが、今迄の人生で体験した、数々の不思議、怪奇、恐怖体験談を書き遺して逝くブログです。

【バリ怖15】階段...百物語。

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  目次↓

【まえがき】

僕の家には...飼い猫が🐈🐈🐈🐈🐈匹居ます。

1年8ヶ月の兄妹猫が🐈🐈🐈🐈匹と、7ヶ月の仔猫が🐈匹居るのですが...この仔猫が兄妹猫の大きさの半分も無いのに、体重が倍近くの2.8㎏もあり...筋肉ムキムキなんです。

そして僕が、肩をポンポンと叩くと...肩の上に飛び乗り、僕がどんなに動き回っても...絶対に降りる事なく、肩の上でくつろぎ続けます。

何故!この話をしたかと云うと、今...夏に向けてYouTubeに投稿しようと思っている企画の1つに、深夜の学校をバケタンを持って歩き廻る動画を撮影しているのですが...ある小学校だけが...二度行ったのですが、バケタンが赤色になるんです・・・・・・。

怪談YouTubeとしては、最高の現場なので...どうしても撮影したいのですが...深夜の学校は、バケタンが、青色でも...ひとりで歩き廻ると...めちゃめちゃ怖いんでよ!。

で!...この仔猫を肩に乗せて、三再び挑戦しに撮影に行った時...「わぁーこの渡り廊下...塀の影から何か?出てきそうで、バリ怖ぇです」と言った瞬間!...絶対に自分から降りない仔猫が肩から飛び降りて、僕を守るかの如く!僕の前に立ち...身体中の毛を逆立てながら、唸り出したので...速攻で仔猫を抱いて逃げ帰りました。

この時、撮影した動画は...怖くて、まだチェックしていません。

階段...百物語。

この話は...僕が中学三年の時の体験談です。

僕のクラスは...男子ばかりが転校して往き、女子ばかりが転校してくる為、男子15人、女子28人のクラス編成でした。

女子の勢力が強すぎて、休み時間に教室に居る事がとても辛くて...何時も校舎の外側にある非常階段に、1段3人ずつ座り...他愛も無い話をしながら、時間を過ごしていました。

中学三年の3学期になると...他のクラスの生徒達は、公立の高校を受験する為や、その準備をする為に、学校に来なくても良く...登校してくる生徒は余り居なかったのですが...僕のクラスの男子は、既に私立校に合格していて、公立は受験しない者や推薦合格している者と、高校には往かない者達だったので、勉強する必要が無かった為...卒業式を迎えるまで、この期間が...只の休みだったのですが...15人と数が少ない事もあり、みんなの仲が良く...残り少ない時間を少しでも長く一緒に過ごして居たかったので、ほぼ全員が、毎日登校して来ていました。

ただ...学校に来ても、授業等無く、公立を受験する者達が、自習勉強をするだけだったので...僕達が学校の教室に居ても、邪魔になるだけだったので...休み時間を過ごしていた非常階段で、将来の夢の話や好きな女子をどうやってコマスか等の話をする...素敵な毎日を送っていた。

毎日こんな話ばかりをしていると、次第に話のネタが無くなって行き...一日中寝ている者や特定の人しか、興味の無い話等をする様になり、階段には居るが...みんなバラバラに固まり、過ごしていたのですが...それでも皆、卒業迄は一緒の時を過ごしたいのか...学校には必ず登校して来て、この階段に集まっていた。

卒業式を目前に控え...みんなで、この階段に集まる事も、後数日となった頃...友達のひとりが語り出した・・・・・・。

俺!みんなとは違って、卒業したら...寿司職人になる為に、熊本に修行しに行かんといけんとちゃ!みんなとは、会えんくなるとばい!

このクラスの男子みんなは...本当に仲が良かった...彼が本当に言いたい事も...何となく...分かっていた...だけど...本当に言いたい言葉を口に出すのが恥ずかしくて...頑張り~とか、バイバイとか、寿司タダで食わせろよ、等と言っていると...彼が突然...泣き出した?。

彼が泣く姿など一度も見た事が無かった為、僕らは少し焦って...冗談やん!なぁ~じゃあさぁ~思い出を作ろ...卒業式終わったら、女子も誘って!遊園地でも行こうや!と言ったのだが...調子にのった彼は...それだけでは、足らんと言い出して...今度は怒り出した・・・・・・。

じゃあ!どうすればっ!よかつか!と...喧嘩になりかけた時...今まで、一度も開いた事など無かった...非常階段の屋上へと出る為の扉が、突然!開き...作業服を着たオッサンが現れた。

そして...仲良くせんかっ!と怒られた・・・。

それだけでは無く、何で!階段に集まるとか!この場所が好きやきやろも~!じゃあ~この階段の事も...思い出に刻まんかいっ!と言い出した...更に、こう言い出した・・・・・・。

オジサンは!怪談が好きなんじゃ!...階段だけにのぉ~・・・・・・。

・・・誰ひとり...笑う者は...居なかった。

シーンとっ!静まりかえった空気の中...オッサンが又しても...語り出した。

丁度、この階段...五十段あるじゃろが!2順したら百段じゃきの~明日までに一人2、3話怪談を考えてこんかい...作り話でも良いけんの~。

突然現れて、途中から広島弁で語り出した...オッサンに圧倒された僕らは、取り敢えずオッサンの申し出に合意する事になり...下校時間も迫っていたので、この日は解散して行った。

明くる日、階段に行くと...オッサンは既に来ていて、僕らを...階段一段に付き1人ずつ座らせると...これより!階段...百物語を開催しますと言い出して、怪談話が始まった。

一番下の段に座る者が、1話怪談話をすると...上の段に座り、次の者が怪談を語って往った。

その日は、時間的に八十話しか語る事が出来ずに、続きは...明日と云う事になった。

次の日、百物語の続きをする為、階段に行ったのだが...オッサンの姿は無く、少し待っていたが、オッサンが来る気配が無く...仕方無しに、前日の続きの段に座り、怪談を語り出した。

順調に怪談を語り継いで往き、残り4話となった頃で...みんな気付いた。

最後はオッサンが語ると言っていたので、百段目の席が空くことに......。

そして、九十九話目の怪談話が終わった時...オッサンが何時の間にか?座って居て、百話目の怪談を語り出した・・・・・・。

この話は、ある学校の先生から聞いた話なんだが...その先生が当時、赴任していた学校に用務員のオジサンが居たのだが...卒業式の日に、先生が卒業生の不良に絡まれている処を助けたのだが...卒業式で使った飾り何かを、焼却炉で燃やしている所に、仕返しに来た不良どもに...焼却炉に蹴り込まれて、亡くなってしまったと云う悲しい事件があったのだそーだ。

次の年の卒業式から毎年...必ず...卒業生の一人が行方不明になると云う事件が続いた為...用務員の祟りだと云う事になり、お祓いをした処...それ以降、その学校での行方不明者が出る事は無くなったのだが・・・・・・。

時が過ぎ...事件に関わっていた不良の中の1人が、この時の事件を深く反省して...真面目な大人になり、学校の用務員の仕事をする事となったのだが...屋上の柵の点検中に、誤って転落して死んでしまったそうだ・・・・・・。

そして...その...用務員がっ!...私だぁっ!!

そう言うと...オッサンが!屋上へと出る非常階段の扉の向こう側へと...消えて行った。

その後、何事も無く...卒業して、今に至る迄...みんな無事に大人となったのだが...あのオッサンから...忘れられない思い出を?心の中に残されてしまったのだった・・・・・・。

【オカルト講座】

前回、ファブリーズが幽霊を撃退するのに有効だと話しましたが...僕の知るもう一つの幽霊を撃退する為の方法(武器)を教えます。

この武器は、幽霊が実体化している時にしか有効で無い事に注意してください。

鋼か純鉄の棒状の物で、幽霊をぶん殴ると...物理的にダメージを与える事ができます😃

運良く!実体化した幽霊に遭遇した時...ぶん殴って見ましょう...ぶん殴った箇所から中に吸い込まれる様に消えて逝きますよ👍

因みに僕は、枕元に鉄の棒を常時置いて寝ています🐱