【怪談】猫又UMAのバリバリ怖い体験談

ワタクシ猫又UMAが、今迄の人生で体験した、数々の不思議、怪奇、恐怖体験談を書き遺して逝くブログです。

【バリ怖7】とっくりへび

f:id:nekomata-uma:20200103080918j:plain

 目次↓

【まえがき】

こんにちは👋😃猫又UMAでーす

前回~前々回の途中で原因不明の体調不良で書き手が止まってしまいましたが...幸い余り人気でないブログの為、助かりましたが、これが売れっ子ブログだったらと考えると大変怖い事だと思いました。

今回紹介する怪談記事は幼少期に祖母から聞いた話の真実が知りたくて、少年期と青年期の時に真実を求める過程で体験した恐怖体験を語ろうと思います。

「とっくりへび」

僕は小学校に上がる直前迄、福岡県内にある片田舎の町の山奥で暮らして居たのですが...近所に同じ年代の子供が居ない為、何時も一人で遊んでいたのですが...別段、寂しいと思う事はなく...野生児の如く野山を駆け巡って遊んでいました。

今考えると...両親や祖父母は4~5才の子供をひとり山奥に残して、よく仕事に行けるなぁ?と思うのですが...車も滅多に通らないし、変質者もこんな山奥には現れないだろうし...本人(僕)が独りで過ごす事を望んでいたので、仕方ないと云えば仕方ないのですが・・・ある場所にだけは絶対に行っては駄目だと、祖母にきつく云われていたのですが...何せ好奇心の強い子供な為...行っては駄目と言われると絶対行くだろうと、祖父母が一千万前後の大金をかけて、その場所に行けない様に広範囲に大人も登れない高さのフェンスを建ててしまった。(ゴルフ練習場にあるフェンスの様な物)

そんな大金をかけて迄、僕を近づけさせない理由が知りたくて...祖母に尋ねると・・・・・・。

「あそこには、昔から人や動物を襲う蛇の様な物が存在している...ばぁちゃんも子供の頃に出会して、命からがら逃げ帰った事がある...蛇の様な姿だが...ピョンピョン跳ねて追いかけてくる...とっくりへびが居るから絶対に行っては駄目だ!」

そう...幼少期に聞かされていた事が、この土地を離れ...別の街で少年時代を過ごす中で、何時も頭の片隅に記憶があり...とっくりへびの存在が気になっていた...恐らく...否!絶対にツチノコだと思っていた。

16才になりバイクの免許を習得して、バイクを買う為にバイトをしてお金を貯めていたのだが...月3万~5万の貯金じゃ僕の欲しいバイクを購入するのに2年はかかる為、親戚の叔父さんにツチノコを捕まえてお金を返すので、百万貸してくれと冗談で言ってみた処...お前の夢を俺が買う!と言ってくれたので、僕のロマンを百万円で売る事にした。

そして、17才の誕生日に要約バイクを手にする事が出来て...ツチノコ捕獲の為の準備に取りかかった・・・・・・。

僕の誕生日は九月の末日...季節的には最高の日和だ!恐らくツチノコも冬眠に備えて、活発に行動しているだろうと思い...胸のワクワクが止まらなかった。

今住んでいる街からもと実家の祖父母の家迄、バイクで2時間かけて家に着くと、祖母に山の写真を撮りに来たから今日は泊まっていくからとだけ告げて、禁忌の場所に下見に出かけた。

フェンスの場所までは簡単に行く事が出来たのだが...進入禁止に特化して造られたフェンスの為、何処を探しても向こう側に行く門などないし...フェンスの高さも20M位あるし...柵も格子状の物ではなく、太い柱を立てて造っているので、上からの進入は先ず無理な状態だった。

祖父母の家に帰り、一晩...考えたが、17才の今の僕では、進入する為の考えが、どうしても思い付かなく...泣く泣く諦める決断をして、フェンスの周りの写真だけ撮って帰る事にした。

時は流れ...25歳の青年になったある日、母方の祖父の初盆で、僕のロマンを買ってくれた叔父さんに会う事になり、ツチノコの話題になり...叔父がみんなに「俺はコイツの夢を百万円で買った」と言い出して、親戚一同に早くツチノコを捕まえて見せてくれ...諦めるな!と渇を入れたので...「諦めて等いない!絶対に捕まえてくる!」が...厄介なフェンスがあると説明すると、そのくらいで諦めるな!上が駄目なら下から行かんか!それでも○○家の血を受け継ぐ男かっ!こんっバカタレがっ!と言われて、再び熱い思いが身体に沸き上がったのだが...同時にこの従兄達と叔父達の頭は大丈夫なのか?普通に考えるとツチノコは伝説の生き物で、いるはずないだろうと馬鹿にするのが当たり前のはずなのに...これが○○家の血筋だと思うと非情に怖いと思った。

そして、1ヶ月が過ぎて九月中旬になり...誕生日が近づいてきたが、一向にフェンスを越える打開策が思い付かない...親戚連中は下から行けとか、適当な事を言っていたが...フェンスの下腹部はブロックが見えるだけで五段積んであり、恐らく見えない部分の土の下には基礎ブロックが何段かあるはずだろう...とてもスコップで穴を掘る等無理な試みだ...と思いながら...前回撮ってきた写真を観ていたら...!ある事に気付いた。

フェンスが万里の長城の様に立ち並ぶ中で、大きな岩を避けて建てられた部分のブロックだけ、一般的な普通のブロックが使用されている...蹴りで破壊するのは無理だが、大ハンマーなら多分イケる!そう思い付き...ツチノコに咬まれても平気な防具を揃える事にした。

全ての準備が整った九月下旬...いよいよ決行の日が来た!皮革のツナギの上から迷彩柄のツナギを重ね着し、厚手の皮革のワークブーツと皮革手袋...大ハンマーと捕獲用の網、それと念の為にスタンガンを持って、禁忌の地に脚を踏み入れた。

大ハンマーを大きく振りかぶって、ブロック目掛けて...一回、二回、三回、山にガコーンと音が鳴り響くと同時に鳥達も声を鳴り響かせながら飛んで行く...四回、五回、少しバテた...六回、そしてトドメの七回、渾身の力を込めて打ち込んだ...が踏ん張る足を滑らせ...スカかして大岩を叩いた...大ハンマーの柄が折れて仕舞った。

「嘘ぉ~😱⁉️まじで~」

ブロックを打ち壊すどころか...男のロマンを打ち壊され...ハンマーの柄が折れると同時に僕の心も折れた...その時、フェンスの向こう側から獣の鳴き声がした。

「ぶほぉぉぉっ!!」

フェンスの隙間から向こう側を覗いて見ると...そこには、2Mサイズの大猪と三頭の普通サイズの猪が並び立ち、此方の方を見ていたが?山の主であろう大猪だけはバナナの木がある横の方を見つめながら何やら威嚇している様に見えた。

恐らく僕が、大ハンマーで大きな音を発てた為、様子を伺いに来たのであろうと思った瞬間???バナナの木が揺れだして、何やら別の獣が現れようとしている...何か面白い事が起こる気がして胸が高鳴りワクワクしてきた。

猛獣バトルが観れる...あのバナナの木の揺れからして、相手もかなりデカイ筈だが...九州には熊は居ないし...鹿ぐらいで大猪が警戒し威嚇する筈がない...恐らく別の大猪だろうと思い...ヒップバッグから単眼鏡を取り出して、ピントを調整しながら覗いてみた...!!????

「えっ?えっ!えぇぇ!!なにあれっ!」

「デカイ?...イモムシ...の様な蛇かな?」

ぴょん...とイモムシの様な蛇が跳ねて猪の方に飛んだ瞬間!大猪の姿が消えた?そして...残された小猪達が山奥へと逃げ去ると、後を追うようにピョンピョンと跳ねながらイモムシ蛇も山奥へと消え去って行った・・・・・・。

ばぁちゃんが言っていたとっくりへびとはツチノコではなく...恐らく奴の事だろう...デカイとか言ってなかったのに...あれは多分...ノヅチとか云う化け物だろう。

フェンス越えてたら、喰われとったやん...だから、祖父はフェンス工事は冬場でやってくれと言っていたのか...どかちん襲われるから...(重機でバトれよ!)

ツチノコが捕獲出来なくて少しガッカリしたが...とっくりへびの正体の謎が二十年越しに解けたし...ノヅチも見れて、僕も生きているからラッキーだった思う事にして事の顛末を叔父に報告する為、山をあとにし...電話をかけて叔父と話しをして、ツチノコと思っていた奴はノヅチだったと告げると、叔父がトンでもない言葉を発した・・・・・・!

「そうかぁ...残念だったのぉ...」

「じゃあ...早よ!戻ってぇっ...」

ノヅチ捕まえて来んかぁ!!」

ふざけんなっ・・・・・・!!

 

【あとがき】

僕の母方の親戚の男どもは全員、頭が少しイカれている...勿論!僕もそれに含まれているのだろう...そして、女どもは少し天然で霊感が強い為...不思議な出来事やオカルト的な事も、普通の出来事だと思っている為、ツチノコを捕まえる!等とほざく輩の事も馬鹿にする者はひとりも居らず、真顔で頑張って捕まえてこいよ!とか...ツチノコ見た~い等とほざく従姉妹達ですが...怖いと思いませんか?僕はこの親戚達を知り合いに紹介するのが、怖くてたまりません。

【バリ怖6】どろん子

 

f:id:nekomata-uma:20191226120014j:plain

目次↓

【まえがき】

どーもー😸猫又UMAと申します。

今回が6回目の投稿となりますが、前回迄は個人的にややふざけた表現や言動をして...恐怖にフィルターを貼っていましたが、今回から...?いや!今回の怪談はおふざけ無しのガチヤバな奴の(二度と出くわしたくない)話を書かせてもらいます。

最初に言っておきますが、紛れもない真実の体験談です。ちょっとした低級の幽霊なら撃退できる自信はありますが......今!こいつらに遭遇して...標的が僕だった場合に撃退どころか?逃げきれる自信が全くありません!...当時の僕は目に見える物(者)は恐怖の対象外と思い込んでいたので当時の体感で怖LV-3と表記してますが...そして、最後迄この怪談記事を読まれた方々が、どの位の恐怖LVを感じるかは?解りませんが、今の僕なら間違い無くオシッコ漏らす処ではない恐怖LVの代物です。(運が良かったとしか思えない!)

「どろん子」

僕がこの体験をしたのは、小学生の高学年の時だったと記憶しています。

僕が住む家の近所に「誠くん」と云う3つ年下の男の子が居たのですが...僕の事を見つけると「U兄ちゃん」遊んでと、慕ってくるので、暇な時は、よく一緒に遊んでいました。

その日も、僕が学校から帰ってくるのを家の近所の空地で待って居たらしく...僕の姿を見つけると、走って駆け寄ってきて遊んでくれと、せがんできました。

そして、僕が手に持っている物を見つけると『なんそれ~見してよ!』と強引に僕の手からを奪い取り、自分も欲しいと言ってきました。

そのは、前日に裏山の奥にある大きくて立派なお墓の墓石の周りに敷き詰めてあるツルツルの真っ黒い石を持ってきた物でした。(白い石もあった)

実を云うと学校の友達にも石を盗って来てと頼まれていたので、誠君と石を盗りに行く事にしたのですが...道の無い山を登って下りて来なければならない為、両手が使えないと危ないし...ポケットに石を入れて持ち帰るのも限りがあるので、スーパーのビニール袋に石を入れて、ズボンのベルトループにくくり付けて持ち帰る事を思いついたので、誠君にビニール袋を家から持ってくる様に頼んだのですが...何を思ったか?誠君が直ぐ側の他人の家に行き、『おばちゃん!ビニール袋ちょうだい!』と叫びながらピンポンを連打し始めたので、少し驚いていると...家の中から、おばちゃんが出てきて...うるさい!と怒られたのですが...誠君が石をおばちゃんに見せて、この石を盗りに裏山の墓地に行くので、ビニール袋を下さいと云うと...おばちゃんが少し間を開けて語り始めた・・・・・・

「その石は捨てんね!祟られるがね...そして...もうあの場所に行ったらつまらんばい!猿に連れ去られるけんねっ!」

そう云われた僕はビビりな為、石を捨てる事にしたが...何処に捨てたら良いか判断できず、おばちゃんに何処に捨てれば良いか訪ねると、河川に捨てろと云われたので...近くの河川に誠君と向かったのだが...途中で...やはり、石は元の場所に返して...ちゃんと謝ろうと思い直して、裏山の墓地に向かう事にした。

僕らの通う小学校の制服は、焦げ茶色の半ズボンにジャケットと白のカッターシャツなのだが...近隣の別の小学生からウンコ学校と、からかわれていたので、焦げ茶色の制服が嫌だったのだが...このウンコ色の服が生死を分かつラッキーカラーに成るとは...この時は思いもしなかった。

勾配のキツい傾斜の裏山を何回も滑り落ち...泥だらけに成りながら、やっとの思いで墓地に迄たどり着くと、石をお墓に返して...ご免なさい...二度とシマセン...許してください...と...手を合わせて要ると?誠君が僕の身体にしがみつき、竹を組んで作ったバリケードの先を指差しながら...猿が居ると言い出した。

僕は何年も前からこの裏山で何度も遊んでいるが、猿など見た事なかったのだが...確かに誠君の云う様に...小さな影が二つバリケードの向こう側に見えた。

猿ではないような気がするが...この位置からではあまりよく見えない為、バリケードの側迄、身を屈めながら気づかれないように、静かに移動した......そして...バリケード(竹で組まれたもの)の隙間から猿らしき者を確認する為そっと覗いた。

バリケードから猿らしき者の位置迄の距離は約20~30m位だった。

やはり...猿ではなかった...そこに居た者は、小学校低学年位の僕達と同様に身体中...泥だらけで...着ている服も(肌着みたいな薄い物)所々破けた小汚ない男の子と女の子だった。

恐らく兄妹であろう?その子供達は、此方の様子には全く気付く事なく...一心不乱に、しゃがんだ格好で何かを食べていた。

猿ではなく...人間の子供だと確認できて安心したのだろうか?...誠君が!突然立ち上がり...兄妹に向かって...ウガァウガァァと叫びだした。???

その声に気付いた兄妹が...ムクッと立ち上がり...一瞬で僕達の目の前に接近してきて、呆気にとられていると...竹のバリケードを足で広げて、僕達を掴んで強引にバリケードの向こう側に引きずり込んだ。

バリケードの向こう側に広がる世界の光景は...江戸時代か?それより前の時代の物であろう...所々壊れた墓石や半分以上...土に埋もれて、緑の苔で覆われた墓石が散乱する...薄暗い墓地なのに、何故か神々しさを感じる...とても美しい世界だった。

一瞬の出来事で何が何だか分からなかったが、我に返ると...兄妹達が僕達の手や身体中の匂いを嗅ぎ回っていた。

間近で見る兄妹の姿は、普通の人間の子供の容姿とは少し違っていた...目は白内障の様に黒目が白く濁っていて、歯はスカスカで、ギザギザに尖り...裸足の足は大人の足位デカかったが...不気味な人間の子供だと思っていたので、全く恐怖は感じていなかった。

視線を誠君の方に向けると...金縛りにでもなっているかの如く、微動だにせず...兄妹の男の子に舐め廻されたり...軽く噛みつかれたり、されるがままにされていた・・・・・・

数分間、この状態が続いていたのだが...!突然?兄妹達が同時に同じ方向に目線を移して、匂いを嗅ぐ仕草をしはじめた。

実を云うと簡単に、この墓場迄来る為の道が一つだけあったのだが...大きな屋敷の中庭を通り抜け、デカイ犬の居る犬小屋の横を通った先にある裏門を開ければ直ぐ行けるのだが...そんな勇気のある子供は、この界隈には居なかったと思う。

その大きな屋敷の裏門の方から、お婆さんらしき人影が、何か叫びながら近づいて来る姿が見えてきた・・・・・・

「ここで!遊んだらいかんやろうがぁ!

早よ出てきて!帰らんねっ!」

そう声が聞こえた瞬間!見つかったら怒られると思い、誠君の頭を押さえて、バリケードの陰に隠れたのだが...兄妹達は、バリケードを飛び越えて、お婆さんの方に物凄いスピードで、飛びついて行った?

向こう側で、お婆さんが...痛かろうがぁ!とか止めんねぇ!とか泥んこがぁぁ!とか叫んでいたが...自分の孫を怒っているのだろうと思い...僕と誠君は隠れる事だけに、専念していた為、向こう側の様子は、声だけの情報しか解らなかった。

数十秒で声が聞こえなく鳴ったので、バリケードの隙間から覗いて見たが、お婆さんも子供達の姿もそこには、もう...無かった。

直ぐに帰ろうと思ったが...兄妹達が食べていた物が、ふと気になり...見に行ったのだが......そこには...蝉や蛙...蛇のバラバラの死骸が、残されているだけだった・・・・・・

裏山の斜面を駆け下りて、やっとの思いで家の近所の空き地まで帰り着くと...誠君にあの兄妹キモかったね...と云うと、誠君は...怖かったと言ってきた...何で!と尋ねると...誠君が語りだした・・・・・・

猿だと思っていた者が...人間の子供だと確認できた時、脅かしてやろうと...こらあぁ!なんしよっとかぁ!と言ったつもりが、口から出た言葉は...ウガァウガァァだったと...そして、男の子に、匂いを嗅がれているとき...頭に直接言葉が聴こえて来て、コイツら...人間の匂いがする?人間食べとる...いいなぁ...いいなぁ...と言っていて、身体が固まったと...語った。

恐らく...焦げ茶色のズボンと身体中泥だらけの姿だった為、微かに人間の匂いがするが...仲間だと認識されて、襲われなかったのだろと思う・・・・・・。

そして...夕食を食べている時、町内放送が流れ出した......今日...午後3時過ぎから...○○宅の○○さん...七十九歳のお婆さんの...行方がわからなくなって居ります...居なくなった時の服の色は・・・・・・

 

【あとがき】

今回の記事を書いている最中...正確に云うと、前回の記事を書き終えて...今回の記事を書く為の下準備を終えた時...煙草を吸おうと思い...煙草に火をつけ数回吸ったのだが...煙草が不味かった。

まるで、風邪を引いて熱がある時の煙草の不味さだった!

その数時間後...身体に異変を覚え、体調不良になり約3週間寝込む事となった。

外出もしておらず、ウイルスに感染する覚えはないのに...心当たりがあるとすれば、前回の記事が原因だと思うのだが...やはり...こう云った心霊に関わる事をしていると、多少の障りがあるのだろうか・・・・・・。

 

【バリ怖3】金縛り...悪霊との対決!

f:id:nekomata-uma:20191226104541j:plain



  ☆目次☆

【まえがき】

前回、前々回を御覧に為った方は、御気付きかも知れませんが、僕が心霊現象を怖がって無い様に、感じるて要るかも知れませんが...それは...否!です。

前々回の【あとがき】で書いているのですが、僕自身に霊感は有りません(多分?)ただ...感覚が異常に鋭く...色んな物の殺気や気配...念波...等の波動を感じとる事が出来る能力が有るだけで......例えば、霊感のある人が...あそこに霊が居る...と云われても、僕には視る事が出来ないだろう......その霊が僕に対して干渉して来ない限りはその存在を認識出来ないのです。

逆に、霊や化け物...或いは人や生物が僕に対して、強い悪意や不の波動を発すれば、その力の度合いに寄りますが、様々な形で、そのサインを感じとる事で未然に危険を察知して回避しているから...ただ視えだけの怪異など怖がる必要が無いんです (馴れればですが...) 何か聞こえたら無視すれば良いし...悪寒がするなら立ち去れば良いだけの事ですから......皆さんも安易に怖がる必要は有りません......過度に怖がったりすると、人間と一緒で...「こいつ怖がっとる=俺の方が強いんじゃね!」等と、調子に乗って余計に絡んでくる奴が居ますので、気を付けて下さい。

等と偉そうに言ってますが...僕も、ある体験をする迄は、ビビりで超怖がりだったのです・・・・・・ 

【金縛り...悪霊との対決!】

連日の早出と残業が続く最中の就寝時に体験した出来事です......。

その日も早出と残業で、くたくたに疲れていたので...風呂を済ませると、直ぐに床に就いたのだが...中々眠れず少しイラついていた。

『明日の早出を乗り越えれば...休みが待っている...平常心で眠るんだ...』等と考えていると余計に眠れなくなるのは、分かっていたので、『もうっ!眠るぞっ!』と軽く叫んで睡魔が来るのを静かに待った。

次第に薄っすらと睡眠の兆候が現れ出した...『あぁ~もぅ寝るな...これは...きも...ち..いぃ...蝉の...声が...心地...いぃ...?...!』蝉の鳴き声!(今は2月)

『ヤバい!』そう思った時、僕の頭は完全に覚醒した......だが...身体は動かせない! 金縛りだ!...しかも...疲れから来る普通の奴じゃない!

「僕が何かの危険を感じる時のサインのひとつに...あり得ない季節に蝉の鳴き声が聴こえて来る事がある!」

ヤバい!...怖い!...来るな!...恐い!

動け!...動け!...動け!...動いてよぉ!

そう!思った瞬間...部屋中の空気に重くて...禍々しくて...とても嫌な圧が加わるのを感じた。

少しずつ指先に力を入れて、何とか...金縛りを解こうとしていたのだが...怖くて集中出来ない...今の内に気絶してくれと...何度も思ったが...気絶出来ない......

おいっおぉいっ!...普通...こうゆ~時は!...気絶するのが...セオリーだろ!

等と思っている此の時点では...心の何処かに...まだ...余裕があったのだろう......だが!そんな余裕も直ぐに無くなった。

先程から金縛りを解こうと力を入れ続けていた指が...ピクッ...と、動いた...その瞬間!鳩尾(みぞおち)に激しい痛みが走った...更に奥襟を掴まれる感覚がすると、身体から何かを引きずり出される感じがした...それは...僕の幽体だった。

身体から幽体を引きずり出されると、奴の姿...声を...認識できる様になった....奴の姿を見た瞬間!...うああぁっ...と、おもわず悲鳴をあげた......『気絶したい!』

其所に居る奴の姿は...体長...約七尺...どす黒い着物に血の色を想像させる赤い羽織...そして、丸くてデカイ赤い鼻...ピエロの様なアフロの髪...いや!違う...アフロの様に見える髪は...黒い炎が揺らめく邪悪なオーラの様な何か?......『あぁ気絶したい!』

そして奴が僕の幽体を本体から完全に引き千切ると、壁の方に投げつけ...笑いながら本体の僕の鳩尾にパンチを繰り出している (衝撃と痛みは幽体の僕にも伝わって来る) 『痛い!気絶したい!』

フィニッシュブローを僕に叩きつけると奴が語り出した...(今の攻撃でも気絶できない)...『お前の能力はこんなものか!』

言っている意味が分からない...僕に能力何て何も無い!『早く!気絶したい!』

「僕に能力何てないですっ!人違いです!隣の人が霊感があります...そっちに行って下さいっ!」

僕は...隣人を売る事にした......

(勘違いしないで欲しい...隣人は本当に霊感があって以前に悪霊を退治してくれた)

『バカめ!この辺の土地は全部、俺の物になる!お前達がアイツを消してくれたからなぁ~フヘッフヘヘヘェ!』

なんとなく理解出来て来た...恐らくコイツは...以前に隣の人と上の階の人とで悪霊を退治した事で...空いた縄張りを自分の物にしようと...現れたのだろう......この辺の土地は霊達が集まり易い霊場だと隣人が言っていた言を思い出した。

『先ずはお前をとり込み...能力を封じてから奴等を...なぶり殺してやる!』

「何で...僕が!最初なんですかっ!」

お前が・・・一番! 厄介だからだよっ!

そう...奴が叫ぶと!僕の本体の頭を鷲掴みにして...身体を折り畳みだした!

痛いっ!苦しい...息が...出来ない...霊体の僕にも...伝わって...く...る...あぁ...死ぬ...かも...しれない...このまま...意識を失って...何事もなく...朝を...迎えたい......

『フハハハァ無駄だぞ...気絶はできないぞ! 霊体を身体に戻さない限りな!』

明日...朝...いや今日の朝は早起きなのに...何かっ...苦しいけど...恐怖より...なんか腹立ってきたぞ!

逃れなれない絶望と、痛さと息のできない苦しさで、完全に死を覚悟しなければいけない状況で、終わりか?と思った瞬間、僕の意識の何処かで、何かが弾ける感覚がしたと同時に、僕の意思とは関係なく、心の底から叫んでいた!

「きっさまっ!こらぁ!痛かろうがぁ!大概にしちょけよっ!おらぁっ!お経唱えるぞっ!あぁ~!ぜってぇっぶっ殺すっ!ぜってぇ許さん!」

そう勝手に口から言葉を発した瞬間...悪霊は消し飛び、幽体も身体に戻っていた。

恐らくだが、極限の状態に追い込まれた事により、生きている人間の生の力が言霊にのって、悪霊を粉砕したのだろうと思う...あの世の者より、この世に生きている人のパワーの方が遥かに強いと思った、出来事だった・・・・・・。

悪霊が、言っていた...僕の能力が何なのかは、未だに解らないが...低級な霊程度なら、恐れる事もなく、威圧する事で追い払える位にはなった......たぶん?

それから...僕が今、生きて居られるのは....只、運が良かっただけかも知れない...後にも先にも、あんなにしゃべった霊には、遭ったこと事がない...恐らく上位レベルの悪霊だったのかも知れない....鬼滅の刃に出てくる十二鬼月レベルだったと思う・・・・・・

【あとがき】

今回の僕の恐怖体験のお話しは如何でしたでしょうか?

本当に此の体験をする迄は幽霊が超怖くて、恥ずかしながら...中学二年の頃迄、お風呂に入る時は、妹を脱衣場で待機させて喋りながら、犬のぺルちゃんと亀のガメ吉と入浴していました(学校ではオラオラだったのに...)また、ある時は2階の自室に行く時、親父に...階段に何か居ったぞ!と言われると怖くて部屋に行けませんでした。

巷では、二十歳迄に幽霊を見た事なければ...一生涯、幽霊を見る事は無いと、云われているので、二十歳に成った時は嬉しくて...たまりませんでした(はっきり視える幽霊は幽霊じゃないと思っていた)残念ながら幽霊とは気付かず視ていた。

逆に母親は視える人だったのですが...僕が25歳の時、子宮筋腫と云う病気になり子宮を全摘出してから、完全に心霊体験をする事が無くなったのですが...(女性は子宮がある事で霊感強いと云われています...たぶん?)...母親が霊感を無くした事と関係あるかは、解らないが...其から僕が得体の知れない者共達と超頻繁に出会す事になったのです...文庫本何冊か分の体験談を語れる程に・・・・・・

【バリ怖2】ショートホラー集#1

f:id:nekomata-uma:20191226102314j:plain


目次↓

 【まえがき】

こんにちは👋😃 猫又UMAと申します。

今回の【怪談】ブログ投稿は、2回目と成ります。 (ペーペーブロガーです)

前回は、何故!僕が怪談ブログを書く事を決意したか?の【怪談】エピソードを書かせて貰いましたが、今回は、ブログを書き続けて行く上で、必ず必要なテクニック等の実験を兼ねて(目次の作動調査)短めの怖い体験談をショートホラー集と題しまして、何話か書かせて貰います。

【1話目】子猫の鳴き声に誘われて...

僕のブログには、猫に関する事柄が多く扱われている事で判る通り、猫が大好きなのですが、その思いを利用して、悪さしようとする輩が居たのです......

仕事の残業で帰りが遅く為った深夜の出来事、(午前1時を過ぎていた) 僕はこの時分、少しメタボってきた身体を何とかしようと、バイクと自転車を乗り継いで通勤していた。

(自宅バイク→実家チャリ→会社チャリ→実家バイク→自宅) 

このルートで帰路に着いていたのだか、実家でバイクに乗り換えて帰ろうと、バイクのエンジンを掛けたのだが? ライトが点灯しない...仕方なく、自転車で帰ることにした。

実家から自宅迄のルートは、何通りかあるのだが、仕事で疲れている事もあり、坂道の無いルート、長い農道が続くコースを選び帰る事にした。

自転車のペダルをゆっくりと漕ぎ、微かに鳴く虫の声を聴きながら夜中の農道を進んでいると、ビニールハウスの建ち並ぶ所に差し掛かった時、虫の声とは違う...小さな鳴き声が聞こえてきた......

良~く、耳を澄ますと「...ニャァ...ニャァ...」と、子猫の鳴き声がしてくるのに気付いた。

自転車を降りて、子猫の鳴き声がするビニールハウスの裏手の方に声を掛けながら歩いて進んだ......

『ネコちゃん、どこでちゅかぁ、出ておいで』 「ニャァ...ニャァ...」 『迷子になったのでちゅか?』 「ニャァ...ニャァ...ニャァ」 (近くなってきた!) 『お腹ちゅいたのでちゅか?』 「ニャァ...オ...二ィギャ」 ? 『ごはん、ごはん、あげるよ~』 「ン...ニャァ...オンッ...二ィギャ」 ?? 『出ておいで~』 「ンッギャア...オンッギャア...ウンギャア」 !!! 『おおぉ!ありえねぇ~赤ちゃんやんけ~』 そう叫びながら自転車に乗ってダッシュで逃げた・・・

(と云う事にしておこう...)

本当は『嘘ッ子猫じゃねぇやん...赤ちゃんやん...アブねぇ...騙される処やったばい...腹へったぁ...コンビニ寄って帰ろ...』 そう思いながら自転車に乗って帰路に着いた。

猫の鳴き声に騙されそうに為った事は、他にもある...夜中の散歩中、自販機で缶珈琲を買っていると、隣に置いてあるゴミ箱から、猫の鳴き声するので開けて見たら、おばさんの顔があった......等々色々ある。

奴らは知っているのだろうか......僕が猫の鳴き声に必ず反応する事を......

【2話目】言霊の恐怖

よく仕事をサボる理由として、祖父母が危篤なので休まして下さい...や、常習犯に至っては、祖父母を何回も殺している悪い人が居ますよね...(居なかったらご免なさい...僕の周りには何人か居ましたので...)

僕は絶対!家族の不幸事を理由に仕事をサボらない!

言霊の恐怖を知っているから・・・・・・

以前に、こう云う事があった...ど~しても友達と遊びたかったので、バイトを休む理由にバイクで軽く事故ったので、2~3日、休まして下さい......遊びに行く途中に本当に事故って、2週間バイトを休む事に為った......また、ある時は、パチンコの大当たりが止まらなくて、バイクがパンクしたので、遅刻して来ますと、会社に電話したら...パンクどころか...バイクが無かった。

こう言う出来事が度々あり、言霊の力かと思い、不幸を誘う言葉には気を付けていたのだが・・・・・・

ある冬の夜、バイトを終えて、自転車で帰宅中に「パスッパスッパスッ」と、音がして、着ていた革ジャンに何かが当たる感覚がした。

辺りを見渡すと、如何にもヤンキーが乗りそうな車の助手席から、糞ガキがエアーガンで、通行人を撃っていた......

『こら~やめんか~』と、おじさんとハモリながら叫んだ!

すると、糞ガキが『死ね~ボケがっ』と、叫びながら銃を乱射してきたので、思わず 「お前が!死ねっ糞ガキがぁ!」と、叫び返した途端...横から来た大型トラックと激しくぶつかり、ヤンキー車は何度も回転しながらブッ飛んで逝った...途中何かが空中を飛んで行くのが見えたが...おじさんが携帯で、警察か救急車を呼んでいたので、僕は何事も無かったかの様にその場を立ち去った・・・・・・

だってっ!糞ガキ!僕の前と後ろに......あるから・・・・・・

言葉には気を付けよう...特に僕は言葉に念が伝わり易い体質だから...たぶん......

【3話目】なんで!誰も助けない!

中型二輪免許を取る為、教習所に通っていた時の出来事である......。

僕の通う教習所の二輪の教習コースは、丘の上の高台にある為、階段を上り下りしながら、教習コースと教習所本館を往き来しなければならない。

その日の僕の実習が終わり...次の実習の予約をして帰ろうと、階段を下りながら本館へと、向かっていたのだが...僕の前の方で、階段を下りていた女の子が足を踏み外したのか、いきなり転げ落ちた...周りには数人、階段を上り下りする人達が居たのだが...誰も助けようとしなかった。

下から上がって来る、ヤンキー風の女に至っては...女の子の方をチラッと見て避けながら上がって来る始末だ......。

助けてやれよ...と、思いながら...女の子を助けようと階段を駆け降りたのだが...! 僕も、女の子が躓いた場所で、何者かに足を掴まれる感覚があった...落ちる! と思った瞬間、階段を蹴って...女の子の上に落ちないように...軌道が変わるように...自ら飛んで...落下した。

地面と衝突した瞬間...? 声が聞こえた気がした...!

『視えるのね...ありがとう...好き...』

自分も落ちた事に少し恥ずかしさがあったが...『大丈夫ですか?』と言いながら立ち上がり、女の子を...見たのだが......?

其所に倒れて居る筈の女の子の姿が無かった......

なるほど...そう云う事か...あのヤンキー女も視える人か...しかし?危なかったばい...『好き』とか、あの子...もし、女の子の上に堕ちて至ら...取り憑かれていただろう......そう思いながら、少し痛む左肩を擦りながら帰路に着いた......

その日を境に、僕の姿が見えると尻尾を振って喜び寄って来る近所の犬が、僕を見ると...めちゃめちゃ吠えるように為った...? 何故だろう......。

【あとがき】

今回のお話しは如何でしたでしょうか?

余り怖くなかった?

まだまだ【怪談】ブログを始めたばかりなので、最初はソフトな感じな話から書いて逝こうと思いましたので...

少しずつレベルを上げて行く次第です。

予定している恐怖レベルは、LV-1~LV-5...LV-MAX、を用意しています。

ちなみに、前回と今回の体験談は...LV-1未満です...LV-バリMAXの体験談も2~3有りますが...ほぼ確実に障りが在るので書こうか検討中です。

次回以降、タグにてレベル表示をしていこうと思います。

【バリ怖1】「ブログ開設の挨拶」

f:id:nekomata-uma:20191226005901j:plain

初めまして\(^_^)/

【猫又UMAと申します。

ブログ知識 0 から始めて要る為、(学もナイ) 誤字や脱語、文字の配列、スペースの取り方等々のテクニック不足で大変読みにくいと、思いますが、日々 勉強と努力をして、向上しつつ頑張って行きますので 、(できれば!) 応援宜しくお願いします。

僕が【怪談】ブログを始めた理由!

世の中には、趣味や好きな事を、上手く活かして、収入を得ている人達が居ますよね。

僕も何かねぇかなと、考えながらスマホで動画を観ていた時?

部屋の扉が少し開き、白キジ柄の飼い猫が入って来るのが、視界の端の方で視えた。

ほらっ おいで と、白キジの猫(チィ君)の姿を見ずに、寝転んだまま右手を掲げて、ポンポン と、布団を叩いて、脇元に来る様に誘った。

チィ君を撫でながら動画を視ていたのだが! ???   チィ君じゃない!

何故なら! チィ君の毛質はフワフワで柔らかいからだ。 だが! 手に伝わる感触は、ゴワゴワ使ていて少し固いからだ。

ハッ まさか?

キッキちゃんなのか?

キッキちゃんとは、チィ君と同じ白キジ柄の猫で、2年前に家出をして、年に2~3回、発情期に1週間位ステイしに帰ってくる、超~可愛い猫だ!

其処で!僕は気付いた!

「あぁ~そうだ💡」 僕は猫の事がバリバリ好きだから、猫のブログなら書けるかもしれない。

そぉ 思い付いた!

うおぉぉ ありがとー😭 キッキちゅわぁん。 そぉう閃き! キッキちゃんに、頬擦りしよーと、顔を近付けた・・・!!!

誰だっ! キサマは?!

『反射的にパンチが出た!』

其処に居たのは、キッキちゃんでもチィ君でもなく!

ショートボブの髪の短い女の顔が 、、、 あった。

突然の出来事に反射的に放ったパンチには、キッキちゃんじゃ無かった事と、何故かニンマリとリラックスした顔に、怒りの念が拳に伝わったのだろう?

ギィヤャアァー

と、言う叫び声を上げながら女は、消えて逝った。

『まだ・・・怒りと、興奮が収まらない・・・』

僕に途って、こんな事は日常茶飯事な出来事な為、恐怖を感じる事は一切無かった。

だが! あの女の顔は、ハッキリ覚えて要る......眉間のチョイ下、鼻の付け根の部分に、大きな黒子が・・・有ったからだ。

「この出来事には、続きがあった!」

翌日、持病のアレルギーの薬を貰う為、掛かり付けの病院を訪れたのだが・・・

名前を呼ばれ、診察室へ行く際、マスクをした、髪の短い女とスレ違った......!

『あの女に似ている』

他人の空似かも?知れないが、同じ場所、同じ位置に・・・黒子があった! 

この病院の診察室は個室ではなく、カーテンと衝立で仕切っただけで作った診察室が、同じ部屋に3つある。(医院長、副医院長、インターンは、個室。ペーペーは雑魚部屋診察室) 僕と、その女はペーペー室で診察を受けていた。

その女が診察室を出て行くと、看護師がカルテを取りにやって来て、女を診察したであろう・・・先生に、こう話しかけた?

『珍しいですよね? 朝起きたら顔が腫れていた何て言う女性が二人も来院される何て・・・流行り病の類いですかね?』 そう言うと、先生がこう言った。

「否いや、違う! アレは殴られた痕だな! 最近DVが多いからな・・・」

う~ん......ふたり?やはり、さっきの女は昨日の女とは別人、他人の空似、偶然だったのだろうか......? 生き霊か?とっ思い少しビビったのだが、僕はあの女を知らないし、生き霊を飛ばされる様な悪い事や良い事をした覚えはない!

やっぱり! 偶然だろう・・・ そう思いながら、会計と処方箋を貰う為、受付へと、やって来たのだが・・・・・・???

またっ! 見てしまった!!!

聞いて! しまったッ!!!

マスクをした髪の短い女が(勿論!黒子もあの位置にある!)こう受付の人に言っていた......

『朝起きたら顔が腫れてて、痛いんです』

「ワァーオ! マジかぁ・・・ 不思議だぁ・・・・・・」

もしかしたら生き霊を飛ばしたのは僕かもしれない・・・

僕の拳に強い念が込もって、生き霊と成り、よく似た風体の女性にパンチを喰らわしたのだろうか?  そう妄想しながら、薬局で処方箋を薬剤師に渡す時に思い付いた・・・・・・

怪談ブログなら書けるかもしれない!

[あとがき]

ここ迄、お付き合い下さり、有り難う御座いました。

今回の話しも、これから書いて行くであろう話しも、僕の実体験を基にした実話怪談です。

多少の脚色は施すかも知れませんが (障り等が在ると駄目なので) 等とほざいてますが、僕には霊感は有りません (多分?) ただ! 普通の人より感が鋭く、色な物の殺気や気配を感じる事が出来るついでに幽霊や化け物が視えるだけです。