【怪談】猫又UMAのバリバリ怖い体験談

ワタクシ猫又UMAが、今迄の人生で体験した、数々の不思議、怪奇、恐怖体験談を書き遺して逝くブログです。

【バリ怖8】名古屋での怪奇体験談(1)

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 目次↓

【まえがき】

まいど!猫又UMAでーす😽

このブログを読んで下さっている方で霊感があるよーてっ!お人は居られますでしょうか?

僕のブログをしゃぶって(隅から隅まで読んでいる)くれてる方々ならば、お分かりでしょうが...僕には少ししか霊感がないのに、ブログを運営していける&していこうと思える程の怪奇体験談がある事に不思議だなぁ...とか?創作だろう...と!お思いになる方もいらっしゃるでしょうが?

僕も体験し過ぎだろうと思う(思っていた)ので...頻繁に不思議な物(者)が見え出した頃に、僕にはめちゃめちゃ霊感があるんじゃねぇ!とか思い...街の占いしやら、自称霊能者の方々や霊感LVチェッカーとかで、霊感の度合いを調べたのだが...五段評価で(2)十段評価で(3)診断結果...何かの気配を感じる事があるかも?程度、安心して下さい...霊感と呼べる程の能力はありません...守護霊様は普通に貴方を見守って下さっていますよ!が...診断結果でした。

因みに、精神科で精神鑑定も行ってもらったが...鑑定結果(95点)精神に異常なし、うつ病や呆けの心配なし、80点以上で正常なので...95点は極めて優秀ですよ!でした...じゃあ!何感が?強いんじゃあ!

そう思い...2ちゃんやYouTubeと色んな怪談書籍で僕に似た体質?の方を探し続けているのですが...その間にも、色んな物(者)を見る種類が増えてきている・・・・・・

妖怪、妖精、幽霊、地底人やらエイリアンや化け物の類い等々...あとは、海底人と悪魔と火の玉を見て、恐怖で失神する体験をすればコンプリートしてしまいます...それと!このブログで書いている体験談は多少の脚色はありますが、実体験を基にしたノンフィクションで創作ではありません。

名古屋での怪奇体験談(1)

16才の誕生日を迎える数ヶ月前、僕は高校を中退した仲間二人と三人で、名古屋に出稼ぎに行き...そこで知り合った他県から来た同じ年の友達や先輩達と数々の不思議な体験をしたのですが...その中でも印象が強く残っている体験談を幾つか紹介しようと思います。

人面犬?との遭遇

仕事が休みだったある日曜日の夕方、会社が借りているアパート(寮)で同郷の友達S本君とテレビを観ていると...もう一人の同郷の友達3次君と北海道から来た友達アトジ君が凄い勢いでアパートのドアを開けて僕らの処迄来ると...Aマート(近くのスーパー)の裏で顔がおっさんの犬が居るから!早く見にこいよ!と言ってきた。

S本君が写るです(使い捨てカメラ)を持って、みんなでダッシュで現場のスーパーの裏迄...向かったのだが、其所には別の北海道の友達あっちゃんが居た。

あっちゃんは人面犬が逃げないように見張っていたとの事だった。

あっちゃん「しぃ~!あそこになんとか追い込んだ...もう逃げられん!捕まえよーや!」

S本君「いやっ!やべぇちゃ!写るです持って来たけん...写真だけ撮ろうちゃ」

3次君「よしっ!じゃあ石投げてこっち向かせるけん...写真準備頼むバイ!」

そう言って3次君が石を投げると、人面犬のケツに石がヒットして...人面犬が此方に振り向き...言葉を発した・・・・・・

痛って~な!クソガキがぁ...あぁん!呪うぞこらぁあ!

僕達は一目散にアパートへと逃げ帰ったのだが...その次の日から3次君の顔が犬に似てきているように感じた。

まだ...人面犬の噂が広まる前の出来事だ。

逆四の字固め!

僕達が寮として使っているアパートは、2DKに三人づつ寮費一人一万円で住んでいるのだが...なんとか寮費を安くしようと考えて、六人で住むから一人五千円にしてくれと...会社に交渉してみると、自分達がそれで良ければOK!と承諾してくれたので、六人で住む事にした...ある晩に起こった体験談です。

六畳ある二部屋に一部屋、三人で川の字に布団を敷きながら...夜寝る前にはラジカセで米米CLUBレベッカの歌を聴きながら眠りについていたのだが...ある日の晩、誰が言い出したかは、忘れたのだが・・・・・・

「この曲...霊の声で、先~輩!と聴こえるらしいと噂があるんだけど...」

等と言い出して、何回も同じ曲を流していたのだが...僕は眠くてウトウトしていると...いきなり!足に激痛が走った...!!

右足を伸ばし、左足は、くの字に曲げて右足の上に乗せて四の字の形で寝ていたのだが...誰かが、僕に四の字固めを架けていた...!!

余りの痛さと怒りで、布団をはぐり...誰の仕業か分からないが、絶対ぶっ殺すと叫びながら布団をはぐると...そこには...二本の足だけが見えて...本体はなかった。

おもわず!身体を反転させ...逆四の字の形をとると、僕の足をタップされて...痛みと同時に誰かの足の感覚も消えていった。

ラジカセからの音はなく...みんなの寝息の音が聴こえるだけだった・・・・・・。

分裂する赤いワンピの女

僕達の働く工場の隣には、自動車教習所があるのだが...昼休みの時は何時も教習所が見える土手の上で休憩していた。

ある日曜日に何人かの仲間と休日出勤をしていた昼休みに、何時もの様に土手の上で休憩していると...休みで誰も居ない教習所のコースの道路に、赤いワンピースを着た女の人が寝そべりながら...モゾモゾ動いている姿が見えた...その女の動きは、何故かめちゃめちゃエロく感じた。

それを見た、友達と先輩が「あの女...絶対頭がイカれとる...Hな事しても、わからんのじゃないんか?」と叫びながら...土手を駆け降りていった・・・・・・

その姿を土手の上から残った友達と「犯罪やろーが!馬鹿か!童貞どもが...」と言いながら、その光景を見守っていると...赤いワンピースの女が!二人になった?いや!!分裂して増えた???

土手をダッシュで駆け降りていった友達と先輩が...Uターンして帰って来る姿と、追いかけて来る事なく、その場でモゾモゾ動いている赤いワンピースの女を見ながら...友達と爆笑した。

君の名は。

僕は今までの人生でちゃんと真剣に憑き合った彼女は、たったの四人だけなのですが...偶然にも、その四人の名前に...春、夏、秋、冬、と四季の字が入っていた。

今回は、その中のひとり...夏の字が入っている夏樹ちゃんと出逢った時に体験した不思議な出来事を話します。

僕はその日、理由は忘れたが?名古屋のセントラルパークを猛ダッシュで走り、階段を一番上から下までジャンプして飛び降りた...すると階段の横から突然、女子高生が現れたのだが...僕は宙に浮いている為、当然避ける事など出来ずに、その女子高生と激しくぶつかってしまった。

気が付くと「キャッ!いった~い...と」女の声を発しながら、目の前に自分が倒れている姿を目にした...???と云うと状態になっていたのだが、激しく地面が揺れたかと思うと...同じく???と云う表情を浮かべながら白いパンツが見えている女子高生が倒れている姿が見える様に変わっていた???

遠くから「なつき~大丈夫~」と声が聞こえると、女子高生が捨て台詞に「馬鹿っ!死ね!変態っ!」と言いながら立ち去って行った・・・。

どうやら...ふたりとも、たいした怪我もないようで、その場を去って行ったのだが...恐らくぶつかった瞬間に身体が入れ替わっていたのではないかと、思い...もう一度あの女子高生に逢って話がしたくて、ほぼ毎日、この階段に座り...彼女の姿を捜し続けていた・・・・・・。

捜して続けて、丁度一週間後...友達と話しながら、下校している彼女の姿を見つけて...近寄ろと思い立ち上がった瞬間?ある想いが胸を締め付け...彼女に話しかける事なく、その場を立ち去ってしまった。

その日を境に彼女の事を捜すのは止めていたのだが...ある日、工場で凡ミスをして、中指の爪が剥がれる怪我をしてしまい...僕的には平気だったのだが、係長のオヤジに早退させられ、病院へ行く事になってしまった😵💧

ミスした理由はわかっていた...何時も彼女の事を考えていたからだ・・・・・・。

病院で治療を終えエレベーターに乗り、帰路に着きながら...痛くなってきた指を見つめながら開いたエレベーターを出ようとした為、乗ろうとしてきた人とぶつかってしまった...「スミマセン!」と謝りながら顔を挙げると・・・・・・!

そこには、彼女の姿があった・・・(ベタ過ぎて、書いてて嫌になるが真実なので仕方ない...)彼女とぶつかった肘にビリビリと電撃が走り、寒気を感じる程の電気が身体中を巡るのを感じた。

気付くと...エレベーターの中に、まだいる自分の姿がそこにはあった...そして、エレベーターのドアが静かに閉まり...彼女が上の階のボタンを押していた。

エレベーターは、2階、3階、と...誰も乗って来る人はなく、上へと昇っていき...屋上へとたどり着き、ドアが開いた・・・・・・

僕は彼女の手を引き、屋上へと降りて...あの日、あのぶつかった瞬間に起きた運命的な出来事を...身体が入れ替わっていたのではないかと云う問の答えを...否!あの日から君に惹かれて、惚れてしまった僕の想いを伝えようと...喋り出そうとした瞬間?...彼女が僕に抱きついてきた!

夏樹「何も語らなくていい...エレベーターで、ぶつかった時...貴方の想いが伝わってきた...私も同じ想いです...貴方が好き」

嗚呼!運命だ!幸せすぎるぜぇ・・・・・・

僕は今まで、硬派に生きてきた為、この最高の場面で!チューしていいのか?戸惑っていたが...彼女には僕の想いが筒抜けな気がして、とっ取り敢えず...彼女になって下さいと言う事にした。

僕「出逢った瞬間から...貴女が好きになりました!僕と...付き合って下さい...🙏」

夏樹「出逢った時は、イキナリぶつかってこられた事に、凄く戸惑ってしまったけど...私に気づいてくれた貴方となら...幸せに成れそうな気がします...」

僕「じゃあ!僕と付き合ってくれてるとやね!」

夏樹「はい!貴方と憑き合います...何時までも...何処までも...」

そう言って...彼女は、僕の身体の中へと入っていって...消えて行った・・・・・・。

パクったチャリ!

僕達が働く工場までの通勤時間は歩いて行くと、1時間弱の距離がある...会社から通勤用の自転車が支給されていたが、寮には12人の仲間が居るのに、自転車は六台しかなかった。

その為、通勤時は2人乗りで通勤していたのだが...寝坊すると、歩いて行かなければならないので、非常に不便だった。

ある日、仲間のひとりが...棄ててあったと称して、前輪が曲がっていたが...鍵付の自転車をパクってきた、そして...アパート(寮)の駐輪所に後輪がパンクして埃が被って放置してある自転車の前輪と付け替えて、マイチャリと称し...誰も乗るなよ!と云いながら、独り占めしていた。

だが、その自転車に乗っている仲間が...あのチャリ、ペダルが重くて疲れるから...俺はもう...乗らない、みんなで自由に乗っていい!と...言い出して、七台目の自転車として...みんなで乗っていたのだが...乗った者みんなが、あのチャリ、本気!キツイし...めちゃ疲れると言い...次第に誰も乗らなくなっていった。

僕はまだ、あのチャリには乗った事がなかったのだが...週に一回、午前中に病院へ行って、午後から出勤の日があるのだが...当然、残っている自転車はあのチャリしかない...みんなが云うように本当にペダルが重いのかどうか?手でペダルを回して診たが、別に重い様には感じなかった為、このチャリに乗って行く事にした。

上り坂でも、ペダルが重いとか全然感じる事などなく...むしろ軽い位だった。

あいつら!ヘタレ過ぎ...等と思いながら、下り坂を下っていると...ブレーキが効かない事に気付いた...?ブレーキワイヤーが切れていて、スカスカでブレーキが効かない訳ではない!ブレーキレバーを握ると、それなりのテンションがあり...ブレーキが効く時の感覚がある...が自転車は止まってくれない...???あれっ!前輪が回っていない?ブレーキは効いていたんだ...じゃあ?何で!止まらない...ヤバい!

この先はカーブになっていて、その下は崖になっている...ガードレールはあるが、この勢いでは...ガードレールに自転車がぶつかって止まっても、僕だけは衝撃で飛ばされて崖下に落ちてしまう。

段々カーブの所が近づき見えてきた...ガードレールも見えてきた...が!ガードレールが一部分だけ...ロープになっている~うぅ

このままでは、自転車ごと崖下に落ちて...確実に死んでしまう...自転車から飛び降りるしか助かる道はないが...体感スピードは100キロ位ある・・・・・・うぅ跳ぶしかない!

そう思い跳ぼうとしたのだが...知らない誰かの手が!僕の足と腰をロックしていて跳べない様にしている...崖まで3メートル位の距離しかない!もう死ぬと思った...もう死んだと思った...夏樹ちゃ~んと叫んでいた...自転車が崖下に落ちて逝くのが見えた・・・・・・???

あれ?助かったのか...道路にへたり込んでいる身体を起こそうと顔を挙げると...目の前に...ちょっと怒った表情で、僕を見下ろす...夏樹ちゃんの姿があった・・・・・・。

夏樹「あんな!ヘタ霊に殺されかけてるんじゃあ!ねえ~よっ!ダボがっ!ダチカンぞ!」

そう捨て台詞を吐きながら...僕の身体の中へと入って行った・・・・・・。

その日の夕方、心臓破りの坂の所で...チャリが棄ててあったから拾ってきたと、隣のアパート(寮)の先輩が言っていた。

【あとがき】

今回は、愛知県名古屋市中川区に住んでいた時の体験談を書かせてもらいましたが、他にも地方で体験した奇っ怪な出来事が多少ありますので、いずれ紹介しようと思いますが...凍結していたTwitterを新規に怪談専用で復活させたので、そちらの方もご利用下されば幸いです。

それと同じく投稿を中断しているYouTubeの方も怪談専用チャンネルを復活させようと準備してます。

活字では伝わり難い恐怖や同じ話でも、また違う怖さを感じると思いますので、その時は応援とチャンネル登録を!お願いします。

猫の餌代と病院代の為!頑張るぞ~😤