【怪談】猫又UMAのバリバリ怖い体験談

ワタクシ猫又UMAが、今迄の人生で体験した、数々の不思議、怪奇、恐怖体験談を書き遺して逝くブログです。

【バリ怖16】怖い!と...恐い?

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  目次↓

【まえがき】

最近、体験した話何ですが...😱

現在...僕はYouTuberとしての活動はお休みしているのですが...僕にはYouTuberの弟子が三人居ます😅(昔は中ランクYouTuberだったので...)

この弟子達が中々のポンコツで、YouTuber知識マイナスから始めた為、教えるのが大変でしたが...近頃、やっと!底辺YouTuberと呼ばれる位のランクになり、YouTube活動資金(税金の分も含む)を引いた額を残り三人で山分けして、4,5万稼げる様になった見たいです8888~😭

それで...彼らの企画のアドバイザーとして、力丸ダム(犬鳴峠の近くにあり犬鳴ダムとよく間違えられている所)と云う場所に撮影に行った時、ダムの湖面を眺めている女の子2人が僕らの前方に居たのですが...僕らと彼女らの距離が近付いて往った時...彼女らが...幽霊が居る!幽霊が居る!!と言い出した・・・・・・。

空かさず!スマホのカメラで、彼女らと、彼女らが見ている付近を撮影しながら...更に彼女らに近付いて行くと...彼女らが僕の方を向いて、幽霊が居るちぃ!言いよるぅやんっ!と言ってきたので...えっ!何処におるとね?と...返事を返すと...彼女らが突然 、笑い出して・・・・・・!

こ・こ・にっ!...おるやんねっ!

と...言いながら...消えて逝く姿を...僕だけが目撃していました。

幽霊っ!撮れたやんっ!と、喜ぶ😂僕の傍らで...キョトン...?と、なっている...弟子達が居ました...勿論😫カメラには映って無かった・・・。

怖い!と...恐い?

この話は...僕が、1Rロフト付きのアパートで、独り暮らしをしていた時に体験した話です。

※最初...分かりにくいかもしれません。

その日の仕事は夜勤で、コンビニに寄って帰って行くと...自宅に帰り着いた頃には、時計の針は深夜2時を回っていました・・・・・・。

部屋入ると、空かさず...エアコンとテレビの電源をONにして、コンビニで買ってきた夜食🌃🍴を食べていると...テレビで...夏の深夜、特有の怪談番組が始まろうとしていた。

僕は此の手の番組が大好き😍だったので、テレビに食い入る様にして観ていると...ある男の人の体験談で、トントントン!と云うタイトルの再現VTRが始まった。

その男の人(A)は深夜に怪談話のラジオを聴くのが大好きだった...そして、ラジオの視聴者の体験談の話が流れ始めた。

そのラジオの視聴者の男の人(B)は深夜に2ch等の怖い話をパソコンで、閲覧するのが大好きだった...そして、その中の怖い話の記事で、実話怪談...トントントン!と云うタイトルの記事に目が止まり読んでいた。

その実話怪談を書いた男の人(C)は怪談話が大好きで、深夜に友達と電話で怪談話を何時も話していたのですが...友達が話す怪談で、(D)と云う男の人が、自分達みたく...深夜に怪談話していると、突然!玄関のドアをトントントン!と叩く、ノック音がしたので...こんな深夜に誰だろう?と思い...玄関のドアを開けると・・・・・・!!

...と云う話を友達から聞いていると...男の人(C)の家の玄関を叩く音がしてきた・・・・・・!!

そして!その実話怪談を閲覧している男の人(B)の家の玄関のドアからも!!トントントン!とドアを叩く音がしてきた・・・・・・???

そして?その怪談話をラジオで聴いている男の人(A)のアパートのドアを叩くノック音が...鳴り響いた・・・・・・!!!

...と云う怪談の再現VTRのテレビ番組を観ている男の人(僕)の家の玄関を叩く音がっ!......鳴らなかった......。

まさかっ!と思い...少しビビりながら自分の家の玄関の方に全神経を集中させたが、何事も起きる気配は無かった......(ほっ😅)

僕はビビりなので...こう云うタイプの話は苦手だったのですが...その後の残り30分の番組内容の怪談話はパッとしなかったので、番組を観終わって、お風呂に入って仕事の疲れを癒している頃には...恐怖心はスッカリ失せていた。

お風呂から上がり...時計を見ると、午前3時45分だった......。

僕は夜勤の時に睡眠に入る時間帯は、何時も午前8時と決めていた。

寝る時間には、まだ早いので...Xbox360のゲーム...ラストレムナントをプレイしようと、ゲーム機の電源を入れたが?ゲームのロードが何時まで経っても終わらなかったので、諦めて...スマホを手に取り、寝床のロフトへと向かった。

この時は既に...さっき恐怖したテレビ番組の事など、完全に忘れていたのだった。

スマホ楽天ネットショッピング等を見ていたが、直ぐに飽きてしまって...2chのオカ板を閲覧していたのだが...何か?この話...何処かで聞いた事あるなぁ...と思った瞬間!思い出した!!

トントントン!...ドンドンドンドンドンッ!!

・・・一瞬で身体中の毛が逆立ち、血の気が引いて逝くのを感じ...身体が凍りついた・・・・・・。

息も出来ない位に身体が固まって、静まり返った空間の中を目だけが...玄関のある方を擬視していると...ふとっ!ある事が頭を過った。

当時、付き合っていた彼女が飲み会等で、帰りが遅くなると、僕の家に来る事があった。

さっき迄の恐怖😱が怒り😡に変わり...速攻で玄関迄行くと...うるさいぞ!と言いながら、玄関のドアノブに手をかけた瞬間・・・・・・!!

物凄い悪寒がっ!...身体中を駆け巡った。

絶対!この...ドアの向こう側に居るのは!彼女じゃあ...ないっ!

恐る恐る...覗き穴から外側を覗いて見たが、暗くて何も見えなかった。

だが...確実にドアの向こう側には、何者の居る気配を犇々と感じていた。

静かにドアノブから手を放して、部屋の中に戻ろうと思った瞬間・・・・・・!!

ドアが勝手に、勢いよく開いた。

そして!ドアの向こう側に立って居る...小さな黒い人形をした者の姿を視てしまった。

再び、恐怖で身体が硬直していると...その小さな黒い何者かが、言葉を発した・・・・・・

お父ちゃん...ただいまぁ~

僕の口からも...勝手に言葉が出ていた・・・・・・

僕は、お父ちゃんじゃ...ないよ...。

その言葉を理解したのか...分からないが?

その小さな黒い何者かは...地面の中へと沈みながら、消えていった・・・・・・。

何故...お父ちゃんと言われたのか?心当たりがなかったが...何か...恐い。と感じた・・・・・・。

もし!...この話を深夜に読んでいると云う人が要らしたら...気を付けて下さい...玄関を叩く音がしてくるかも・・・・・・。

【オカルト講座】

オオスメは絶対に!しませんが...もし...意中の男性が居るとしたら・・・・・・。

バレンタインチョコを好きな人に渡す時、自身の月経の血を混ぜて作ったチョコを渡すと...必ず相手の男性が好きになってくれます😱

僕が中学生の時、全然...眼中にない女の子からバレンタインチョコを貰って食べた翌日...朝起きたら...その娘の事が、好きで好きで!たまらなくなった事がありました。

後に分かったのですが、僕はその如何わしいチョコを食べていました・・・・・・😨

【バリ怖15】階段...百物語。

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  目次↓

【まえがき】

僕の家には...飼い猫が🐈🐈🐈🐈🐈匹居ます。

1年8ヶ月の兄妹猫が🐈🐈🐈🐈匹と、7ヶ月の仔猫が🐈匹居るのですが...この仔猫が兄妹猫の大きさの半分も無いのに、体重が倍近くの2.8㎏もあり...筋肉ムキムキなんです。

そして僕が、肩をポンポンと叩くと...肩の上に飛び乗り、僕がどんなに動き回っても...絶対に降りる事なく、肩の上でくつろぎ続けます。

何故!この話をしたかと云うと、今...夏に向けてYouTubeに投稿しようと思っている企画の1つに、深夜の学校をバケタンを持って歩き廻る動画を撮影しているのですが...ある小学校だけが...二度行ったのですが、バケタンが赤色になるんです・・・・・・。

怪談YouTubeとしては、最高の現場なので...どうしても撮影したいのですが...深夜の学校は、バケタンが、青色でも...ひとりで歩き廻ると...めちゃめちゃ怖いんでよ!。

で!...この仔猫を肩に乗せて、三再び挑戦しに撮影に行った時...「わぁーこの渡り廊下...塀の影から何か?出てきそうで、バリ怖ぇです」と言った瞬間!...絶対に自分から降りない仔猫が肩から飛び降りて、僕を守るかの如く!僕の前に立ち...身体中の毛を逆立てながら、唸り出したので...速攻で仔猫を抱いて逃げ帰りました。

この時、撮影した動画は...怖くて、まだチェックしていません。

階段...百物語。

この話は...僕が中学三年の時の体験談です。

僕のクラスは...男子ばかりが転校して往き、女子ばかりが転校してくる為、男子15人、女子28人のクラス編成でした。

女子の勢力が強すぎて、休み時間に教室に居る事がとても辛くて...何時も校舎の外側にある非常階段に、1段3人ずつ座り...他愛も無い話をしながら、時間を過ごしていました。

中学三年の3学期になると...他のクラスの生徒達は、公立の高校を受験する為や、その準備をする為に、学校に来なくても良く...登校してくる生徒は余り居なかったのですが...僕のクラスの男子は、既に私立校に合格していて、公立は受験しない者や推薦合格している者と、高校には往かない者達だったので、勉強する必要が無かった為...卒業式を迎えるまで、この期間が...只の休みだったのですが...15人と数が少ない事もあり、みんなの仲が良く...残り少ない時間を少しでも長く一緒に過ごして居たかったので、ほぼ全員が、毎日登校して来ていました。

ただ...学校に来ても、授業等無く、公立を受験する者達が、自習勉強をするだけだったので...僕達が学校の教室に居ても、邪魔になるだけだったので...休み時間を過ごしていた非常階段で、将来の夢の話や好きな女子をどうやってコマスか等の話をする...素敵な毎日を送っていた。

毎日こんな話ばかりをしていると、次第に話のネタが無くなって行き...一日中寝ている者や特定の人しか、興味の無い話等をする様になり、階段には居るが...みんなバラバラに固まり、過ごしていたのですが...それでも皆、卒業迄は一緒の時を過ごしたいのか...学校には必ず登校して来て、この階段に集まっていた。

卒業式を目前に控え...みんなで、この階段に集まる事も、後数日となった頃...友達のひとりが語り出した・・・・・・。

俺!みんなとは違って、卒業したら...寿司職人になる為に、熊本に修行しに行かんといけんとちゃ!みんなとは、会えんくなるとばい!

このクラスの男子みんなは...本当に仲が良かった...彼が本当に言いたい事も...何となく...分かっていた...だけど...本当に言いたい言葉を口に出すのが恥ずかしくて...頑張り~とか、バイバイとか、寿司タダで食わせろよ、等と言っていると...彼が突然...泣き出した?。

彼が泣く姿など一度も見た事が無かった為、僕らは少し焦って...冗談やん!なぁ~じゃあさぁ~思い出を作ろ...卒業式終わったら、女子も誘って!遊園地でも行こうや!と言ったのだが...調子にのった彼は...それだけでは、足らんと言い出して...今度は怒り出した・・・・・・。

じゃあ!どうすればっ!よかつか!と...喧嘩になりかけた時...今まで、一度も開いた事など無かった...非常階段の屋上へと出る為の扉が、突然!開き...作業服を着たオッサンが現れた。

そして...仲良くせんかっ!と怒られた・・・。

それだけでは無く、何で!階段に集まるとか!この場所が好きやきやろも~!じゃあ~この階段の事も...思い出に刻まんかいっ!と言い出した...更に、こう言い出した・・・・・・。

オジサンは!怪談が好きなんじゃ!...階段だけにのぉ~・・・・・・。

・・・誰ひとり...笑う者は...居なかった。

シーンとっ!静まりかえった空気の中...オッサンが又しても...語り出した。

丁度、この階段...五十段あるじゃろが!2順したら百段じゃきの~明日までに一人2、3話怪談を考えてこんかい...作り話でも良いけんの~。

突然現れて、途中から広島弁で語り出した...オッサンに圧倒された僕らは、取り敢えずオッサンの申し出に合意する事になり...下校時間も迫っていたので、この日は解散して行った。

明くる日、階段に行くと...オッサンは既に来ていて、僕らを...階段一段に付き1人ずつ座らせると...これより!階段...百物語を開催しますと言い出して、怪談話が始まった。

一番下の段に座る者が、1話怪談話をすると...上の段に座り、次の者が怪談を語って往った。

その日は、時間的に八十話しか語る事が出来ずに、続きは...明日と云う事になった。

次の日、百物語の続きをする為、階段に行ったのだが...オッサンの姿は無く、少し待っていたが、オッサンが来る気配が無く...仕方無しに、前日の続きの段に座り、怪談を語り出した。

順調に怪談を語り継いで往き、残り4話となった頃で...みんな気付いた。

最後はオッサンが語ると言っていたので、百段目の席が空くことに......。

そして、九十九話目の怪談話が終わった時...オッサンが何時の間にか?座って居て、百話目の怪談を語り出した・・・・・・。

この話は、ある学校の先生から聞いた話なんだが...その先生が当時、赴任していた学校に用務員のオジサンが居たのだが...卒業式の日に、先生が卒業生の不良に絡まれている処を助けたのだが...卒業式で使った飾り何かを、焼却炉で燃やしている所に、仕返しに来た不良どもに...焼却炉に蹴り込まれて、亡くなってしまったと云う悲しい事件があったのだそーだ。

次の年の卒業式から毎年...必ず...卒業生の一人が行方不明になると云う事件が続いた為...用務員の祟りだと云う事になり、お祓いをした処...それ以降、その学校での行方不明者が出る事は無くなったのだが・・・・・・。

時が過ぎ...事件に関わっていた不良の中の1人が、この時の事件を深く反省して...真面目な大人になり、学校の用務員の仕事をする事となったのだが...屋上の柵の点検中に、誤って転落して死んでしまったそうだ・・・・・・。

そして...その...用務員がっ!...私だぁっ!!

そう言うと...オッサンが!屋上へと出る非常階段の扉の向こう側へと...消えて行った。

その後、何事も無く...卒業して、今に至る迄...みんな無事に大人となったのだが...あのオッサンから...忘れられない思い出を?心の中に残されてしまったのだった・・・・・・。

【オカルト講座】

前回、ファブリーズが幽霊を撃退するのに有効だと話しましたが...僕の知るもう一つの幽霊を撃退する為の方法(武器)を教えます。

この武器は、幽霊が実体化している時にしか有効で無い事に注意してください。

鋼か純鉄の棒状の物で、幽霊をぶん殴ると...物理的にダメージを与える事ができます😃

運良く!実体化した幽霊に遭遇した時...ぶん殴って見ましょう...ぶん殴った箇所から中に吸い込まれる様に消えて逝きますよ👍

因みに僕は、枕元に鉄の棒を常時置いて寝ています🐱

【バリ怖13】ぬこ神さま

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  目次↓

【まえがき】

前回の投稿「ギャン」...前編の続きを今回投稿しようと思いましたが、今回のぬこ神さまの方が早く投稿出来そうなので、先に投稿させてもらいます...理由は、ギャンと平行して書いていた為です。

「ギャン」...後編は次回に投稿する次第です。

スマホの調子も今の処なんの不調も無く、バリバリ活躍しています。☺️

それと...今回から【あとがき】は書きません。

代わりに【オカルト講座】なる、心霊あるある話や、ちょっとした魔除けの方法等の僕が知る情報を掲載して行く次第です。

ぬこ神さま

今回の話は僕が19歳の時に体験した話です。

僕の地元には、麻生グループと云う有名な企業が有ります...麻生太郎ちゃん家系の企業グループなんです...病院、塾、不動産、スーパー、ゴルフ練習場、ボウリング場、等...幅広く傘下におさめている巨大企業なんです。

今回、僕が遭遇した怪異は...麻生グループの礎と云ってもいい企業の麻生セメントと云う会社に勤めいる家族達が住んで居た社宅跡で体験した話です。

社宅と云っても、大昔に建てられた物なので...マンションタイプの建物ではなく、広大な土地に平屋タイプの長屋が幾つもある社宅でした。

ちなみに、この長屋に住んで居た家族数百人は全て...別の土地に、一軒家をプレゼントされて暮らしています😱麻生グループ凄いです。

でっ!本題に入りますが、僕の友達が数人...この長屋に高校に入学する位迄、住んでいたのですが...僕らが成人した後も数年の間は取り壊される事無く、巨大廃墟として残っていた。

成人式の日、久し振りに会った友達と話しているうちに...この廃墟の話題が出てきて、一回下見に行き、昔の仲間を集めて...肝だめしをする事になった......。

数日後...日中暇な友達数人と、この廃墟に下見に訪れたのだが...有刺鉄線で周りを囲われいて中に入る事が出来なかった。

だが!肝だめしを明日に控えている為、このまま終わる事等考えられないので、ホームセンターで、ニッパーを購入して来て、車が停められそうな空き地の横の有刺鉄線を切断した。

そして、中に侵入すると...危ない所がないか2時間かけてチェックして廻った。

建物は、だいぶん老朽化していだが...危ない所は別になく、多少騒いでも大丈夫そうなので、肝だめしに参加する仲間達みんなに「明日の夜、10時に芳雄団地跡に集合...何の問題も無し」と、メールを送信して、廃墟になる前の事を懐かしみながら...至るところを見て廻った。

歩き廻っていると、団地の中心部に位置する場所にたどり着いた...この場所は、子供時代にサッカーや野球をして遊んだ場所で、集合銭湯や団地の寄り合い場があって、夏になるとラジオ体操や盆踊り等をやっていた広いスペースの場所で、僕らの親達の子供時代は団地対抗運動会等も行われていたそうです。

集合銭湯の入口の階段に座り、煙草を吸いながら、どうゆうコースで廻って行くかの話し合いをしていると...今居る集合銭湯と、その横にある寄り合い場の間に、人がひとり立って入れる位の小さな鳥居⛩️があるのを見つけた。

「この鳥居...昔、あったっけ?」 等と話しながら鳥居に近づいて行くと...鳥居から1メートル位先に小さな祠があるのを見つけた......。

この場に居る友達みんなも、こんな祠があった事等...記憶に無いと語っていた。

恐らく...この団地が廃屋となる前に、魔除けか何なんかで建てられた物だろうと、友達が話していたが...誰も入って来れない場所で、いずれ取り壊される筈なのに...意味等あるのだろうかと?思いはしたが...気にしない事にした。

スタート地点はこの場所から...と、決まったのだが...どうゆうコースで廻って行くのか?ギミック何かも必要なのか?と、話していると...話し合い等、面倒くさがる友達のひとりが...暇をもて余したのか?祠の石製の扉を開いている姿が眼に映った......!!

「 やめろー!バカかっ?きさーんっ!💢 」

...と、みんなで叫んだが...時既に遅し...扉🚪は開かれ...祠の中に奉ってある物を見た...バカな友達が...突然!笑い出した......?

バカな友達の頭を小突きながら...中に奉ってある物を全員で見たのだが...左から白、黒、ピンクの猫🐱のぬいぐるみが...置いてあった。

何故? こんな物を奉ってあるのか? 意味が分からなかったが...みんなの目がある物に集中している事に気付いた......。

猫のぬいぐるみの下に、お札が敷いてあった...白の猫の下に千円札、黒の猫の下に一万円札、ピンクの猫の下に五千円札が敷いてあった。

みんなの頭が???となっている最中...又しても、バカな友達が...そのお札に手を伸ばしたのだった...ラッキー!と声を発しながら...バカ男が、手にしたお札を見ると...泥で何か?文字が書いてあると、言い出し...他のお札も見てみると、やはり文字が書いてあった。

一枚のお札だけでは、文字の意味が分からなかったが...三枚順番に並べて見ると...ある言葉が浮かび上がった...千円札に  一万円札に  五千円札に  ...ぬこ神 と、書いてある事が読み取れたのだった・・・・・・。

散々バカ男の事をバカな友達と言っていた、僕なのだが...この場に居るみんなも、全員バカ男だった...肝だめしに使うギミックが決まった。

今居る、広場から南にある駄菓子屋跡の軒先に白のぬいぐるみを、東側にある古井戸の蓋の上に黒のぬいぐるみを、西側にあるゲートボール場跡の小屋の前にピンクのぬいぐるみを設置して、4人1組の3チームで、一斉にスタートしてぬいぐるみを取ってくると云う事に決まった。

そして...肝だめし当日、集まった仲間は僕を含め全員で、18人参加した。

全員で、スタート地点の広場に集まり、先ず最初に下見をした者達で、2人1組で三ヶ所の場所に、ぬいぐるみとお札を持って肝だめしがてら置きに出発して行った。

昼間とは違い、夜の廃屋の並ぶ団地の夜道は、流石に少し怖さを感じた。

僕とバカ男は、東側にある古井戸に黒のぬいぐるみを設置しに出かけたが...一番遠い場所の為、帰ってくる迄、30分かかってしまった。

既に他の四人は戻って着ていて、残りの12人が✊✌️✋ジャンケンをしてチームを作り、僕達が置いてきた猫のぬいぐるみを取りに出かけて行く姿を跡目に煙草を吸いながら見送った。

小一時間は経った頃だろうに...中々、出発して行った者達が、帰って来ない? 「遅くねぇ...」 等と、話していると...1チームが帰ってきた。

戻って来るなり、開口一番に...ぬいぐるみが無かったと、言い出した...「ちゃんと置いてきた!いいやっ!無かった...」と、言い合いをしていると、他の2チームも戻ってきて...ぬいぐるみが無かったと、言い出した。

「何か?おかしくねぇ...少しヤバくねぇ!」

少し悪寒を感じながら、全員で話していると...バカ男が...突然!「嗚呼ぁ~!」と、声を挙げて祠が壊れていると、言い出した途端に...何処からとも無く、「フゥーフゥゥ」と...唸り声を挙げながら、猫の大群が集まり出した・・・・・・!!

僕は昔から猫が大好きだったのだが...この時ばかりは、流石にこの異様な光景に恐怖を覚え、この場に居る全員で、逃げ帰って行った。

それから数日後...バカ男が、仕事中に事故に合い、身体中に数百針も ぬ う大怪我をした。

そして、白い猫を目撃する度に必ず怪我をしてしまい、何十針か ぬ う羽目になると...絶対!呪われたと、言い出し始めた。

身体中の縫い傷が 千  箇所位になった頃、縫い傷で、身体が強張り...身体の自由が効かなく成った為、手術して入院する事となった。

それから1ヶ月後...入院しているバカ男の御見舞いに行ったのだが...更なる衝撃の言葉を耳にしたて、驚いてしまった。

黒猫を目撃する度に必ず こ ろぶ...転倒してしまうと...だから!ピンクの猫を目撃してしまった時は... 神 さまの所に連れて逝かれると・・・・・・。

そう語っていたので、ピンクの猫等、居るわけないだろうと...大丈夫...心配するなと言った。

バカ男に、今度見舞い来る時で良いから...家からCDプレーヤーを持って来てくれと、アパートの鍵を預かって、その日は帰路に着いた。

数日後、バカ男の家にCDプレーヤーを取りに行った時...隣部屋から、ピンク色に染められたペルシャ猫を抱いた住人が出てきた・・・・・・。

【オカルト講座】

たまに、家の玄関に盛り塩をしているのを目撃したりしますが...元々はお盆に先祖が帰ってくるのを迎える為の目印として盛り塩を玄関の2ヶ所に設置しているので、魔除けの為に設置するので有れば、盛り塩は一ヶ所でOKです。

もし...2ヶ所に設置しているので有れば...浮遊霊等を呼び込む事になるかもしれません。

お店何かは、2ヶ所でもOKみたいですが...?

 

 

【バリ怖12】「ギャン」...前編

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  目次↓

【まえがき】

読者登録者様がまた1人増えていました!🤣

有り難う御座いますです!😭

このブログは閲覧してくださる読者様の数だけが...モチベーションを保ち、怖い話を書くにあたって...たま~に起きる霊障を気にする事なく記事を書き続ける原動力になっています👍

【バリ怖100】を書き終える頃には、読者登録者数100を越えるように頑張っていきたいと思いますので、応援宜しくお願いします🙇

さて...今回お話しする(書く)記事の題名ギャンと云うのは僕が名付けた訳ではありません

僕が20代の頃に僕の住む街で都市伝説として噂話になっていた○○○だけの姿の化け物の話です....皆さんの住む街でも?恐らくこの化け物に似た都市伝説があると思います。

何故!ギャンと呼ばれるのかは?僕には分かりませんが...取り敢えず書いて行こうと思います【バリ怖12】ギャン・・・・・・。

「ギャン」...前編

この話は...僕が20代前半頃に、当時に付き合う事になった彼女との初デート時に遭遇した恐怖体験談です。

この当時、僕は...親父の仕事を手伝う傍ら、夜に精肉工場で、アルバイトをしていました。

ある日、そのアルバイト先で仲良くなった、年の近いバイト仲間の人達から、合コンに誘われたのですが...そういったものに、全く興味がない当時の僕は、暇が無いと云う理由で...そのお誘いをお断りしたのですが・・・・・・。

彼らは、よっぽど合コンにハマったらしく...毎週合コンを開催していたようで、1回でいいから...僕にも参加してほしいと度々、誘って来るので...1回位なら良いかと思い...参加する事にしたのですが...僕は今まで、合コンに1回も行った事がなかったので...ただ男女で酒を飲みながら話して、気に入った人を見つけたら...どう口説き落とすかの、男女のLOVEゲームやろうと?尋ねると・・・・・・。

彼らが言うには...男女のLOVEゲームはあくまでオマケで、余りお金を使わず遊ぶをコンセプトに、誰かがヤってみたい事や、行きたい場所を順番に決めて行う...合コンと云う名のオリエンテーションなのだと言っていた。

そして、次に行われる合コンが...ある女の子の家で宅飲みをしながら、怪談話をすると云う催しなので...(霊感があると思われている)僕を是非参加対象に加えたいのだそうだ。

合コン当日、街の中心にあるファミレスで待ち合わせをして、軽く食事をし、その場に現れた女の子の家へと...みんなで向かった。

女の子の家(アパート)に着くと...バイト仲間の女の子が僕に、この場所...何か感じる...と尋ねてきたが、何も感じなかったので...別に何も感じないと答えると...じゃあ...部屋に入ろうか!と言い、みんなで家の中へ入って行った。

部屋に入り...各々が持ってきた、お菓子や飲み物をテーブルに置き、適当に座ると...今回の催しのメインである、怪談話をひとりづつ話していった。

怪談話の内容は、友達の友達が体験した話とかが多く...僕が一番嫌いなパターンの怪談話が続いていた為、我慢出来なくなり...誰か?実体験の怖話は無いのかと言うと...一瞬の沈黙の後、バイト仲間(女)の友達の女の子が...みんな...ギャンて幽霊知っとる? 私...見たかも知れない...短い話やけど...その話で良いなら話すけど、と言うと...みんな頷き、女の子が語り出した。

親戚に不幸があり...大分県の日田市の親戚の家へと、家族とお通夜に行く途中に通る...嘉麻峠を越えて行ってる時、車の後部座席に弟と座って居たのだが...車の後方で、カツカツカツッと音がしてくるのに気付き...後ろを見てみると...暗くてハッキリとは見えなかったが、白い大型犬みたいな物が、車を追いかけて来ているみたいだったので...父親に...何か?動物が追いかけて来ていると話すと...父親がバックミラーを見るなり...くねくねと曲がったカーブが続く峠道だと謂うのに...車を加速し出した....?

母親は突然の父親の行動に、ビックリしていたようだが、スピードを落とす様にと、父親を促している最中、私と弟は!車の後方で追いかけて来ている物を...じっと!見ていた・・・・。

私と弟が!わぁぁぁあぁっ!と声を挙げると同時に車が...ガードレールに接触して停止した。

車がガードレールに接触して止まる瞬間!私と弟は...物凄いスピードで、追いかけ来ていた者が、リアガラスにへばり付いた姿を見てしまった。

その姿は!体が白く発光している上半身だけの女の化け物だった・・・・・・。

恐らく...その化け物がギャンと云う都市伝説の化け物だと思うと...彼女は語った。

僕は、この都市伝説が今、この地域で話題になっている事を知らなかったのと、実際に体験した人の話を聞けた事に、興奮してしまった!!

こう言う話を!もっと頂戴よっ!心霊スポットに行って呪われてお祓いしたとか...幽霊にとり憑かれて徐霊したとか...実体験の話をもっと!

そう...興奮気味に語っていると...「じゃあ...次は私が話すね」 と、このアパートに住んでいる女の子が語り出した・・・・。

実はこのアパート...幽霊が居るみたいで...金縛りとか、よく遇うし...物が勝手に移動したり...夜寝ていると、お腹を踏んづけられたりするんです...だから...霊感のある人を紹介してもらって、どうしたら良いか...相談したいんです。

そう...彼女が語り終えると...みんなの視線が僕に一斉に集まった。

僕はちゃんと説明した...たまに変な物が見えたり、感じたりする位で...霊感があるとまではいかないんですけど?......と。

彼女が...少しガッカリ😞💨した表情を浮かべると、周りの空気も少し重くなり...こいつ!つかえん奴ばい...と、心の声が...辺りから聴こえた気がした・・・・・・。

勝手に僕に霊感があると思い込み、ほぼ無理やりに合コンに参加させといて...と、思いはしたが...この場の雰囲気を変えるべく...とっておきの怖い体験談を語り、みんなを恐怖のどん底に叩き落とす事に成功し、次の合コンの議題を決めて...今回の合コンを終える事にした。

次回の合コンは、都市伝説のギャンを見に行く為に、嘉麻峠をドライブする事に決まった...勿論!僕も強制参加する事となった。

この日の合コンは、これで解散となり、各々の自宅へと帰って行ったのだが...僕は直ぐ様スーパーへと足を運び...ワンカップと小豆と塩を購入して、さっきのアパートの女の子の処へと戻って行き...ピンポンを押した・・・・・・。

「実を言うと...最初に、このアパートに来た時、この辺りが霊道になって居るのではないかと?思った...理由は、白い人の形をした影が、列をなして連なって通る姿が見えたからである...そして...怪談話をしている最中にも、白い人影が部屋の中を彷徨く姿があったからである・・・。」

呼び鈴を鳴らすと...部屋から彼女が顔を出し...何か?忘れ物ですか...と、尋ねられたので...訳を話して、彼女の部屋へと上がり込んだ。

先ず最初に、塩と小豆とお米をフライパンで炒って、それをラップに包んで、部屋の四隅の天井近くの壁に押しピン📌で止め...玄関ドアの開く方の片隅に盛り塩を一つだけ作り...ワンカップの蓋を開けて、キッチン流し台の側に設置して、最後に彼女の寝るベッドを移動させた。

その後、色々な事に相談にのってやったりしている内に、彼女と付き合う事になった。

彼女の名前はアキちゃんと云う...ふたりとも趣味がバイクでのツーリングと云う事もあり、初デートは嘉麻峠の下見を兼ねて、由布院にあるバイク博物館の見学と温泉での一泊旅行に行く事にしたのだが...この時は、まだ...ギャンと云う幽霊に本当に遭遇する等、一辺の欠片も考えてなかった・・・・・・。

「ギャン」...後編に続く。

【あとがき】

最初にお詫びいたします🙇

本当は今回のギャンと云う怪談は1話完結で書いていたのですが...スマホの不調によりスマホが4週間の入院する事になり、やもなく前編と題うって、投稿しました。

ノートパソコンもあるのですが、スマホの方が書きやすい為、僕はスマホメインで記事を書いています。

いきなり前兆もなく、スマホがブラックアウトして、充電も受け付けなくなりました...4週間後auショップから連絡があり、バッテリーの異常も無いし...基盤の異常も無く、ウィルスにも感染している気配もない為、原因不明の故障なので...機種変更をお勧めします...との、返答が返ってきた・・・・・・。

それでは、困る...大事なデータが入っている為何とか...データを抜き出せないか?と、ショップ定員にお願いして、分かりました...やるだけやってみますと...定員が、スマホを箱から出すと...なんと! スマホの電源が入っていたのでした...? 直ぐ様スマホをいじくって見たが、スマホにダウンロードしているゲームが数個、破損データとなっているだけで、他には異常がありませんでした😌この現象も霊障によるモノなのか?分かりませんが...やはり!怪談と関わっていると...色々な現象に遭遇すると云う事が...身をもって、よーーく!分かりました😰

此からも...色々な霊障に遭うと思いますが、それに臆する事無く...頑張って記事を書いて行こうと思いますので...応援宜しくお願いします🙇

この度は投稿が遅れた事を...此処にお詫び致します...猫又UMA

【バリ怖11】○○くんの怪

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  目次↓

【まえがき】

明けましておめでとう御座います🙇

皆さんはどんな初夢を御覧になりましたか?

僕はヘビ🐍の出てくる夢を見たのですが...どんな夢だったのか?よく思い出せません😵

一富士二鷹三茄子には入ってませんが、ヘビの夢も縁起が良い筈(たぶん)なので...今年は良い年を迎えられる様に色々頑張って行こうと思います☺️東京オリンピックも有るし...年男ですし...色々と特別な年なので・・・・・・。

「みのるくん」

この話は僕が小学校に入学して、1ヶ月位経った頃に体験した出来事です。

僕は小学校に入る前に引っ越して来たもんですから...幼稚園や保育園での顔見知りの友達と云う友達が居なかったのですが...1ヶ月も経てばクラスの友達の顔や名前も覚えて、仲良しの友達も自然に数人出来ました。

その頃、特に仲が良かった子が江頭君と云う友達だったのですが...江頭君のお家は母子家庭だったので、お母さんが働いている為...小学校が運営している低学年児童専用お預かりサービスの学童保育なるモノを利用していました。

僕の家庭も共働きだったので家に帰っても誰も居なかったのですが...学童保育を利用する処か放任主義で、僕が夜遅くに帰って来ても...今日は何んして遊びよったとな?と言うだけで、怒られたり...心配したりしませんでした。

そんな家庭環境だったので...たまに江頭君のお母さんが迎えに来る迄、僕も学童保育の子供達と一緒に夕方6時頃迄、学校で遊んで帰っていました。(3才の頃から夜遊びしてました😈)

その日も学童保育の子供達とかくれんぼをして遊んでいたのですが...僕が何時も隠れる場所のツツジの木の中 (ツツジの木の根元の所は1m位の空洞が出来ている) に隠れて居ると...初めて見る顔の男の子が現れて僕に なんしょと? と話しかけてきました。

その子は みのる と名乗り、僕と同じ1年生だと言いました。(別のクラスの子だと思った)

そしてみのるくんが絶対!誰にも見つからない良い場所があるから其所に隠れようと言いだしたので...ふたりで、その場所に行く事にした。

その場所はプールの更衣室の裏にあるコンクリートで土間うちされた3畳程の空間で中央にマンホールがある場所だった。

そしてみのるくんがマンホールの中に隠れようと言ってきたが、子供の力ではマンホールの蓋を開けられないと僕が言うと...大丈夫、開くから入ろうよ...と言ってくるので 無理!絶対開かない...いいや!開くから入ろう...と云うやり取りを数分間していると、スピーカーから音と声が鳴り聴こえた・・・・・・。

学童保育の生徒達は速やかに保育所まで戻って来てください...そろそろお迎えの時間です...。

と放送されたので...戻るよ!みのるくんと言いダッシュ保育所まで戻る事にしたのだが...後ろで チッ とか くそがっ とか聞こえた気がしたが...早く戻らないと怒られそうなので、気にせず保育所まで走って戻って行った。

保育所まで戻ってみると、江頭君 やかくれんぼをしていた仲間達はみんな戻って着ていて、何処に隠れていたのか?訪ねられたのでみのるくん と秘密の場所に行っていたと応えると...みのるくんて誰ね!と言われたので...後ろを振り向きつつ、この子と言おうとしたが...何処にもみのるくんの姿はなかった。

チラホラとお迎えが来て帰って行く学童保育の子供達にバイバイ!またね!と言いながら...江頭君のお母さんが迎えに来る迄、みのるくんの事を残っている友達に話して要ると...江頭君のお母さんが迎えに来たので、僕も今日は帰る事にして歩いて家路ついて行った。

それから数日後の夜、家で夕食を食べながらテレビを観ていると、電話がかかってきた...母親が受話器を取り何やら話していたのだが...テレビに夢中だった僕に母親が呼びかけてきた......

江頭君が学童保育で行方不明になったみたいやけど...あんた!何か知らんとね? 

しら~んっ💢  ストロンガーと怪人との闘いが山場を迎えていた為、適当に返事をした。

翌日、学校に行くと...体育館で、全校集会が開かれて江頭君が行方不明になったと...何か知っている人...目撃した人は居ないかと...情報がある人は、先生に言ってきて下さいと言う話があった。

体育館から教室へと戻る途中にプールが見えた時...ある思いが頭を過った...もしかしたら!

教室に着くと直ぐに先生に、先日の出来事を話して、江頭君はプール更衣室裏にあるマンホールの中に居るかも知れないと言うと...先生に校長室に連れていかれた。

校長室に連れていかれて、暫くすると...警察官4人と用務員のおじさんが現れた。

そこでも先日の出来事を説明したのだが...用務員のおじさんが...マンホールには鍵が掛かっているし...ましてや子供の力ではマンホールの蓋を開ける事など出来ないので、其所に居るとは有り得ない!と言ったが...警察官が一応調べに行きますか?と言い...現場に行く事にした。

現場に着き...マンホールを視てみると、鍵穴や蓋を開ける為の窪みには、砂や泥が詰まっていて苔らしきモノまで生えていた・・・・・・。

それを見た監察官らしき人が...ここ数日は開けた形跡がないと言い帰ろとしたが....僕は何故か納得がいかなくて...声を挙げた・・・・・・!!

みのるくんが!僕なら...開けられるから~入ろうって!言ってたもん!

そう言うと...用務員のおじさんの顔がみるみる青くなりだし...取り敢えず開けてみますと言いだして、マンホールを開けてみた・・・・・・!!!

そこには、体操座りをして横たわっている姿の江頭君が居た・・・・・・。

何故?用務員のおじさんがマンホールを開ける気になったのか...みのるくんの名前を言うと、顔色が変わったのか...理由はわからないが...それ以降...学童保育は部外者は立ち入り禁止になり...学童保育の生徒も保育所から出る事を禁止した為...みのるくんの存在を確認していない。

「ケイくん」

僕が小学一年生の時、ケイくんと云う友達が居たのだが...ケイくんは何時も学校に来る時、お母さんに連れられて登校していた。

そして毎日、朝礼が終わり...先生が1時間目の授業の準備に教室を離れると...学校を脱走して家に逃げ帰っていた。

そんな毎日が続くので、ケイくんのお母さんから先生は...ケイくんを学校が終わるまで椅子に縛り付けて授業をしてくれ!と頼まれていたのだが...先生は幼い子供を椅子に縛る事等、可哀想で出来ず...でも、ケイくんが逃げ帰るとお母さんに、ちゃんと授業を受けさせてくれと怒られるので...困った先生はケイくん捕縛部隊なる組織を結成した。

ケイくん捕縛部隊の活動内容は学校が終わる迄の間、ケイくんが脱走しない様に見張りつつ...脱走するとケイくんが家に着く前に捕獲して学校に連れ帰ると云う仕事だった。

その捕縛部隊に選抜されたのが、学級委員長の村瀬君ゆうこちゃん...そして、ケイくんと同じ班の班長の僕だった。

ゆうこちゃんは真面目な女の子だったのだが...僕と村瀬君は、どちらかと云うとガキ大将だった為...この捕縛部隊の活動内容を利用してケイくんをわざと脱走させて...合法的に学校を脱け出すと云う遊びをたまにしていた。

ある日、ケイくんから少し目を離した隙に脱走されてしまった...(この日はわざとではない)

この日は教員研修の先生が訪れる日だった為、トラブルが起こるとマズイと思った僕達捕縛部隊は急いでケイくんの足取りを追う事にした。

ゆうこちゃんがベランダから校庭を見渡すと、ちょうど校舎から出ていくケイくんの姿を目撃した...足の早い村瀬君が校門まで先回りして、校庭の中央横にある小規模な林に誘い込み、後から来る僕とで...挟撃する作戦で捕まえる事にして...ゆうこちゃんには事件が教育実習生にバレない様に担任の先生に合図をするように頼んで、急いで作戦行動に出た。

作戦は上手く成功して...ケイくんを林の中に追い込み...大きな木を背にしたケイくんは逃げ場を失って観念すると...いきなり泣き出して、大きな声で叫びまくった。

学校~嫌だ~キライだ~!先生もママもキライだ~友達とも一緒に居るのが嫌だ~!

そうケイくんが泣き叫んだ瞬間!背にしていた木が揺れたかと思うと...木の上から人の形をした灰色と茶色の斑模様の何かが逆さまの格好でぶら下がってきて...ケイくんを掴んで、木の上へと連れ去って行った・・・・・・。

まるで...蜘蛛が獲物を捕獲する様な恐ろしくて...とてもエグい光景だった・・・・・・。

僕と村瀬君は今見た光景と魔物の姿に驚き、腰を抜かして動けないでいると...木の上からケイくんの靴やら着ていた衣服が降ってきて、ケイくんの断末魔が聞こえてきた!

泣き出した村瀬君の声で...何とか我に帰る事ができた僕は、村瀬君を引き摺りながら...その場から逃げ出そうとしていると...後ろの木の方から・・・ドスンッ!と音と地響きがして...振り返って見ると...さっきの魔物の姿があった。

( 魔物の身体の中で...何かが蠢いてた・・・ )

恐怖に怯える僕らに更なる恐怖を重ねられて...僕らの身体は完全に停止して、身動き出来ず...身体中の穴(孔)から水を垂れ流しながらも魔物の姿を擬視する事しかできないでいたのだが...遠くの方からゆうこちゃんの声が聴こえて来ると、魔物から目を逸らす事ができた。

僕は大きな声で、逃げろ~!と叫んだが...ゆうこちゃんは僕達の所までやって来て...なんしょうとっ!お漏らししながら...泣き叫んで?

そう言われたので...だって!魔物が...ケイくんが...!と言いながら...魔物の方を指差すと...そこには...真っ裸のケイくんの姿があった?

ゆうこちゃんが先生に僕達は落とし物を取りに行っていると誤魔化しいるから早くケイくん連れて帰るバイと言われたが...今!ここに居るケイくんが本物のケイくんでは無い!と信じているので...その場に立ち竦み、びびっていると...偽物の裸のケイくんが歩み出し、すれ違い坐間に...こう言葉を発した・・・・・・

なんしょうとっ!お漏らししながら...泣き叫んで?...ヒヒヒッ!

偽物のケイくんゆうこちゃんに...あんたも!なんしょうとね!真っ裸で!と言われていたのだが...今の僕達に笑うと云う感情は消え失せていたのだった。

その後...ケイくんは脱走する事なく、普通の生徒と変わらない学校生活を送る事となり...ケイくん捕縛部隊も解散して、先生は...人が変わったかの様なケイくんの姿に驚きながらも...まるで別人みた~いっ!と喜んでいたが・・・・・・。

僕は...だって別人だもん!と心の中で思う事しかできなかった・・・・・・。

数十年たった今でも...村瀬君と逢うと、この時の出来事を二人とも鮮明に覚えている為、今のケイくんは偽物だと...あの日の事はでは無いと...確信している・・・・・・。

「友貞くん」

この話は、僕が小学六年生の時に体験した...とても不思議な出来事です。

僕のクラスに友貞くん黒川君と云う名の友達が居たのだが...この二人は、仲が悪い訳ではないが...互いに対抗心を燃やしていた。

そんな訳で、休み時間になると...二人の両腕にタオルを巻いて、ボクシングをさせると云う遊びをしていた...だが!この二人はクラスの中でも1、2を争う程の弱者で、決着がつく事がなかった為、何時も判定で終わらせていた。

(※この対決は虐めではありません!二人が何時も休み時間になると、素手で殴り合っていた為の救済処置で、ボクシングをする事でなるべく怪我を少なくする為の行為です)

ある日、黒川君が...どうしても!友貞くんにだけは負けたくないと、空手を習いに行くと言い出したのだが...友貞くんは俺は!ボクシングでアイツをKOすると言い...「がんばれ元気」の単行本を愛読しながら...何故か?4階の校舎の突き当たりの壁だけにある、大きな鏡の前でシャドーボクシングをする様になった。

それから1週間が過ぎた頃...何時もの様に鏡の前でシャドーボクシングをする友貞くんに向かって、誰かが...今なら黒川君の空手キックで倒せると言い出すと...黒川君友貞くん目掛けて走り出し...飛び蹴りを喰らわせた・・・・・・!

危ない!...誰もが皆、友貞くんが大きな鏡にぶつかって、最悪...鏡が割れて大怪我すると思った...!?だが...友貞くんは鏡の中の向こう側に...ブッ飛んで行った!

今!目の前には友貞くんの姿はない...だが?鏡には...僕達と黒川君の先にブッ飛んで倒れている友貞くんの姿が映っているのが見える?

ええぇぇ!と言いながら...鏡に近づこうと思った瞬間!頭が割れそうな程の音が響いて、耳を押さえながら...その場にしゃがみ込んだ。

音が鳴り止み、目を開けてみると...友貞くんの姿はおろか...目の前の壁にあるはずの鏡すら無かった・・・・・・???

えっ!どゆこと?友貞くんは...鏡は...何処よ!

と、周りに居た友達に尋ねて見たのだが・・・。

はあぁ?なん言いようと...友貞くんて...誰ね?鏡とかね~しっ!ちゅ~かっ!いきなりしゃがみ込んで...変な事ゆーし!バリビビったちゃ!

誰も...友貞くんの存在を覚えてなかった・・・。

と云う体験だけならば...友貞くんと云う友達が確かに居たのだが、鏡の世界に入って...鏡と共に消え去ったのだが...その事を僕だけしか覚えていないと云う、怪奇体験をしてしまった......

と!何とか心を整理する事が出来るのだが...!

(この頃から怪奇現象に馴れてきていた為)

この体験談には続きがあり...不思議な経験をする事になるとは...この時は思いもしなかった。

次の日、急に転校生が来る事になり...先生に連れられて教室に入ってきた転校生の姿を見るなり...友貞くん!と...僕は叫んでしまった。

先生や友達に、何で名前を知っているのか?尋ねられたりしたが...僕には未来が見えるのであ~る!とか言って、誤魔化したのだが......。

休み時間になると...村瀬君(ケイくんの話に登場した友達)が僕の所まで来て...ねぇ...なん回目!俺は...友貞くんが転校して来たの見るの...今日で!3回目なんやけど・・・と言われた。

【あとがき】

僕が通う小学校には...学校の怪談や七不思議と云う類いの噂話はなかったし、聞いた事もなかったのだが...まさか!僕自身が体験するとは思いもしなかった...しかも!七つ丁度の体験を!

今回は三つしか紹介出来なかったのですが...残りの四つの怪奇体験談も中々インパクトのある体験をしています。

リクエストがあれば?そのうち書きたいと思います😉 (中々読者登録者が増えないもんですね)

 

【バリ怖10】サンキャク童子

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 目次↓

【まえがき】

怪談ブリーダーの猫又UMAデス😺

今回で!やっと10記事目の投稿となりました👏88888888👏

今回は10記事投稿記念と題しまして、(怖LV-5)の恐怖体験談を書こうと思います。

僕が今までの人生で遭遇した...本気でヤバい!と感じた(怖LV-5)(怖LV-MAX)の恐怖体験はあまり無いので...何かの記念の時に書こうと思います。

例えば...こんな糞ブログでも、今現在2人の読者登録して下さった方がいらっしゃります(ありがと~御座います😭)ですので...読者登録10人目、100人目とかブログ掲載20、50、100回目とかの節目に書こうと思っていますが....例外で、今からの日々で(怖LV-5)以上の体験をした場合は即座に書かせてもらおうと思います。

それと...自身が体験(遭遇)した恐怖体験&不思議体験談の題名だけを手帳に記していたら...ストーリーが付けられそうな(思い出した)体験談が、400話以上ありました。

ですので!怪談ブリーダーと云う...ふたつ名を勝手に付けて活動して逝きます。

サンキャク童子

この話は今から約15年前に、その存在をある場所で確認し...今でもその場所に存在し続けて居る化け物の話です。

その日は...前日から降っている雨が、午前中まで降っていたのだが...夕刻になる頃には、完全に雨雲は消え失せ...オレンジ色の太陽の光が、雨で湿ったアスファルトを照らし...反射した光と雨の残り香が、幻想的な世界を感じさせる...ノスタルジックな夏の日の夕方だった・・・・・・。

僕はこの幻想的な世界の中を...実家に置いてあるバイクを取りに行くため...ゆっくりと自転車のペダルを漕いでいた。

廃校になる事が決まっている、小規模な中学校のグランドを、何となく眺めながら進んでいると...フードの付いた緑色のトレーナーを着て、ダンスを(練習)踊っている人影を見つけ...ペダルを漕ぐ脚を止め、片足を地に付けて、暫く...そのダンスボーイの姿を眺めていた。f:id:nekomata-uma:20191224114218j:image

そのダンスは独創的な踊り方で、お世辞でも上手いとは言えないのだが...何故か見入ってしまう不思議なダンスだった・・・・・・

右手から左手へとウェーブさせる様に手をくねらせたり、両手を広げて、右回転左回転を繰り返しながら...時折、両脚を広げて軽くジャンプすると要ったものだったのだが......

ジャンプした時に、股の間から、も~1本?足の様なものが生えている様に見えた。

両足より少し前の方にある為、尻尾ではないだろうなぁ...と思いつつ、足でもないだろうし...先っちょの方が丸みのある逆三角形の形をした...まるでキノコが生えている様に見えて、不思議に思えた。

一瞬!アレかっ!と思い...こいつ!バリでか過ぎるやろうもぉ...と思って笑みを浮かべながら心の中で、欧米かっ!等と突っ込みを入れて見ていたのだが・・・・・・。

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突然?踊るのを止め、右手を自分の方に向けて差し、今度はその手を真っ直ぐ伸ばして...僕の方に向けた!

僕が見ている事に不快感を覚えて、怒っているのだろか?

これ以上...彼の気を散らすまいと、自転車を正面に向け直し、その場を立ち去ろうとした...その時!?

チキチキチキチキッチキチキー!

音とも声ともとれない様な異音が聴こえた為!彼の方に目を向けると...真ん中の足を軸にピョンピョンと跳ねながら...彼が!いやっ!奴が...チキチキチキチキッと叫びながら...僕の方に向かって来ていた!f:id:nekomata-uma:20191224114355j:image

僕は急いでっ!自転車に股がり、その場から...奴から立ち去ろうと、足が千切れる位の回転でペダルを漕ぎまくって、一目散に逃げて行った。

どの位の時がたったのだろうか・・・・・・?

脚はパンパンになり、自転車を漕ぐスピードもだいぶ堕ちて来ている...既に限界を超えていたのだが...まだ?先程の恐怖と力任せに自転車を漕いでいる為、心臓がバクバクしていて...悪寒はするが、精神をコントロールする事が出来ず...奴の気配を感じ取る事が出来ない...後ろを振り返って、奴の姿を確認する事が怖くて...自転車を漕ぎ続けるしかなかった。

既に夕暮れ時は過ぎ、太陽の替わりに...月と星が、空の主役になっていた。

限界の更に先の限界を超えて、ハイに為っているせいか?悪寒は消え失せ、全ての事がどうでもいい様に思えきていた。

そう感じると?身体は自然と、自転車を漕ぐ事を止め...先程から走って来た、河川敷の土手上の道に...倒れ込んでしまった。

あの化け物はまだ...着いて来ているのだろうか?「もう...どうでもいい」ただ!最期に奴の姿をハッキリ見て...おもいっきり!ぶん殴りたい...「それで...終わりでいい」そう思い...今来た道を振り返った。

??? 奴の姿は何処にもなかった・・・・・・。

完全に振り切ったのだろうか? それとも諦めたのだろうか? 今はどっちでもいいと思った...ただキツイ! 疲れた・・・・・・。

土手道に倒れ込んで...10分はたっただろう....今夜の星はとても綺麗だ…月の光が...心と身体を回復してくれている。

本当に良かった...もし! とり憑かれていたら、どうなっていたのだろうか? お祓いして取り除けるのだろうか? その前にお祓いしてくれる人を知らないし、お祓いする金も無い...分割払いは出来るのだろうか? 神社とお寺のどっちに行けば良いのだろうか...? もう...考えるのはよそう...取り敢えず助かったのだから・・・・・・。

まだ少し重い身体を起こして、当初の目的である実家へと向かう為、自転車に股がったが...物凄く喉が渇いて仕方がない...何処に自動販売機がないか? 辺りを見渡すと...50メートル先辺りに、恐らく自動販売機の光であろう? 灯りが見えた。

自転車をゆっくりと漕いで、灯りに近付いて行くと...やはり自販機の光だった・・・

数台の自販機に、結構ある種類の飲み物を前にして、何れを買おうか迷っていたが...先ずはスーポーツドリンクで喉を潤そうと...お金入れて購入ボタンを押した・・・・・・?

ポチッ!...ブーン...チキチキ...ガッコーンf:id:nekomata-uma:20200101174607j:image

飲み物が出てくる瞬間? 聞き覚えのある嫌な音(声)がしたと思ったのと同時に、あの時と同じ激しい悪寒が僕を襲った!

チキチキチキチキッチキチキー!

持っていたスポーツドリンクを奴に投げつけ、急いで自転車に股がり逃げ出したが、後ろからチキチキと云う叫び声を挙げながらも、一定の距離を保ちつつ僕を追いかけて来ている。

奴の目的が何なのか...捕まったらどうなるのか? 解らないが...兎に角怖くてたまらなかった。

チキチキと云う声を聴いていると、段々耳の奥が痛痒くなってきたので、堪らず耳に指を突っ込むと...ヌルッとした感触が指に伝わってきた...咄嗟に指を耳から抜き、見てみると...緑色の液体が指に付いていた...よく見ると、耳に突っ込んでない指の爪が緑色に変色している...反対側の手の指先を確認して診ると、やはり全部の爪が緑色に変色していた。

奴がチキチキッと叫ぶ度に、僕の身体に異変が起きていた...涙が出てきて服の袖で拭うと...涙も緑色...鼻水も緑色...嗚咽がしてきたので...唾を吐くと...緑色だった。

ここにきて、奴の目的が何なのか...ようやく悟った気がした...恐らく、このまま奴のチキチキと云う声を聴き続けていると...僕も奴と同じ緑人間に変わってしまうだろうと思ったのだが...恐怖心を通り越していたのか? 或いは...恐怖で精神が壊れてしまったのか...心は落ち着いていた。

徐々に僕の身体が緑色に変わってきていた...着ていたグレーのトレーナーもグリーンに染まっている...恐らく僕に残された時間は余りないだろう...と思った瞬間!奴が今まで、一番デカイ叫び声をあげた。

チキチキチキチキッチキチキー!

耳をつんざく程の叫び声に、耳を両手で覆い...自転車から転落してしまった。

逃げるのを諦めて、奴の方を見上げると...奴が、喜びのダンスを踊っている...完全に僕の人生は終わったと思った瞬間! 横道から来た原チャリに奴が吹っ飛ばされて、まるで水風船が破裂する様に、緑色の体液を撒き散らして弾け飛んだ・・・・・・。

原チャリの少年は、緑色の体液を浴びていたが、何事もなかったかの様に、普通に右折して、走り去って行ってしまった・・・・・・

終わった...のだろうか?

暫くその場にしゃがみ込んで惚けていると...飛び散った奴の体液が、アスファルトに溶け込んで消えて行くのと同時に、僕の身体も肌色に戻っていった・・・・・・。

その後は何事もなく、当初の目的である、実家へと行き、用事を済ませて...また同じ道を通って帰路に着いていたのだが・・・・・・

最初にあの化け物と遭遇した、中学校の門の前に...何となく見覚えのある原チャリが倒れているのが見えた!

まさか!と思い...グランドをこっそり見てみると・・・・・・f:id:nekomata-uma:20200110185721j:image

【あとがき】

年末に野良猫と家猫の喧嘩を仲裁しようと...家猫を抱き抱えると・・・右手の手のひらを家猫に噛みつかれ...左手を野良猫に引き裂かれて負傷して、寝正月を迎える羽目になりました。

記事を書くのが遅れた...言い訳です。

遅くなりましたが・・・明けましておめでとう御座います😸

今年も...此からも猫又UMAを宜しくお願いします🙇

今年の僕の目標は怪談ライブやトーナメントに出れる様にYouTubeで話術を磨く事です。

 

【バリ怖8】名古屋での怪奇体験談(1)

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 目次↓

【まえがき】

まいど!猫又UMAでーす😽

このブログを読んで下さっている方で霊感があるよーてっ!お人は居られますでしょうか?

僕のブログをしゃぶって(隅から隅まで読んでいる)くれてる方々ならば、お分かりでしょうが...僕には少ししか霊感がないのに、ブログを運営していける&していこうと思える程の怪奇体験談がある事に不思議だなぁ...とか?創作だろう...と!お思いになる方もいらっしゃるでしょうが?

僕も体験し過ぎだろうと思う(思っていた)ので...頻繁に不思議な物(者)が見え出した頃に、僕にはめちゃめちゃ霊感があるんじゃねぇ!とか思い...街の占いしやら、自称霊能者の方々や霊感LVチェッカーとかで、霊感の度合いを調べたのだが...五段評価で(2)十段評価で(3)診断結果...何かの気配を感じる事があるかも?程度、安心して下さい...霊感と呼べる程の能力はありません...守護霊様は普通に貴方を見守って下さっていますよ!が...診断結果でした。

因みに、精神科で精神鑑定も行ってもらったが...鑑定結果(95点)精神に異常なし、うつ病や呆けの心配なし、80点以上で正常なので...95点は極めて優秀ですよ!でした...じゃあ!何感が?強いんじゃあ!

そう思い...2ちゃんやYouTubeと色んな怪談書籍で僕に似た体質?の方を探し続けているのですが...その間にも、色んな物(者)を見る種類が増えてきている・・・・・・

妖怪、妖精、幽霊、地底人やらエイリアンや化け物の類い等々...あとは、海底人と悪魔と火の玉を見て、恐怖で失神する体験をすればコンプリートしてしまいます...それと!このブログで書いている体験談は多少の脚色はありますが、実体験を基にしたノンフィクションで創作ではありません。

名古屋での怪奇体験談(1)

16才の誕生日を迎える数ヶ月前、僕は高校を中退した仲間二人と三人で、名古屋に出稼ぎに行き...そこで知り合った他県から来た同じ年の友達や先輩達と数々の不思議な体験をしたのですが...その中でも印象が強く残っている体験談を幾つか紹介しようと思います。

人面犬?との遭遇

仕事が休みだったある日曜日の夕方、会社が借りているアパート(寮)で同郷の友達S本君とテレビを観ていると...もう一人の同郷の友達3次君と北海道から来た友達アトジ君が凄い勢いでアパートのドアを開けて僕らの処迄来ると...Aマート(近くのスーパー)の裏で顔がおっさんの犬が居るから!早く見にこいよ!と言ってきた。

S本君が写るです(使い捨てカメラ)を持って、みんなでダッシュで現場のスーパーの裏迄...向かったのだが、其所には別の北海道の友達あっちゃんが居た。

あっちゃんは人面犬が逃げないように見張っていたとの事だった。

あっちゃん「しぃ~!あそこになんとか追い込んだ...もう逃げられん!捕まえよーや!」

S本君「いやっ!やべぇちゃ!写るです持って来たけん...写真だけ撮ろうちゃ」

3次君「よしっ!じゃあ石投げてこっち向かせるけん...写真準備頼むバイ!」

そう言って3次君が石を投げると、人面犬のケツに石がヒットして...人面犬が此方に振り向き...言葉を発した・・・・・・

痛って~な!クソガキがぁ...あぁん!呪うぞこらぁあ!

僕達は一目散にアパートへと逃げ帰ったのだが...その次の日から3次君の顔が犬に似てきているように感じた。

まだ...人面犬の噂が広まる前の出来事だ。

逆四の字固め!

僕達が寮として使っているアパートは、2DKに三人づつ寮費一人一万円で住んでいるのだが...なんとか寮費を安くしようと考えて、六人で住むから一人五千円にしてくれと...会社に交渉してみると、自分達がそれで良ければOK!と承諾してくれたので、六人で住む事にした...ある晩に起こった体験談です。

六畳ある二部屋に一部屋、三人で川の字に布団を敷きながら...夜寝る前にはラジカセで米米CLUBレベッカの歌を聴きながら眠りについていたのだが...ある日の晩、誰が言い出したかは、忘れたのだが・・・・・・

「この曲...霊の声で、先~輩!と聴こえるらしいと噂があるんだけど...」

等と言い出して、何回も同じ曲を流していたのだが...僕は眠くてウトウトしていると...いきなり!足に激痛が走った...!!

右足を伸ばし、左足は、くの字に曲げて右足の上に乗せて四の字の形で寝ていたのだが...誰かが、僕に四の字固めを架けていた...!!

余りの痛さと怒りで、布団をはぐり...誰の仕業か分からないが、絶対ぶっ殺すと叫びながら布団をはぐると...そこには...二本の足だけが見えて...本体はなかった。

おもわず!身体を反転させ...逆四の字の形をとると、僕の足をタップされて...痛みと同時に誰かの足の感覚も消えていった。

ラジカセからの音はなく...みんなの寝息の音が聴こえるだけだった・・・・・・。

分裂する赤いワンピの女

僕達の働く工場の隣には、自動車教習所があるのだが...昼休みの時は何時も教習所が見える土手の上で休憩していた。

ある日曜日に何人かの仲間と休日出勤をしていた昼休みに、何時もの様に土手の上で休憩していると...休みで誰も居ない教習所のコースの道路に、赤いワンピースを着た女の人が寝そべりながら...モゾモゾ動いている姿が見えた...その女の動きは、何故かめちゃめちゃエロく感じた。

それを見た、友達と先輩が「あの女...絶対頭がイカれとる...Hな事しても、わからんのじゃないんか?」と叫びながら...土手を駆け降りていった・・・・・・

その姿を土手の上から残った友達と「犯罪やろーが!馬鹿か!童貞どもが...」と言いながら、その光景を見守っていると...赤いワンピースの女が!二人になった?いや!!分裂して増えた???

土手をダッシュで駆け降りていった友達と先輩が...Uターンして帰って来る姿と、追いかけて来る事なく、その場でモゾモゾ動いている赤いワンピースの女を見ながら...友達と爆笑した。

君の名は。

僕は今までの人生でちゃんと真剣に憑き合った彼女は、たったの四人だけなのですが...偶然にも、その四人の名前に...春、夏、秋、冬、と四季の字が入っていた。

今回は、その中のひとり...夏の字が入っている夏樹ちゃんと出逢った時に体験した不思議な出来事を話します。

僕はその日、理由は忘れたが?名古屋のセントラルパークを猛ダッシュで走り、階段を一番上から下までジャンプして飛び降りた...すると階段の横から突然、女子高生が現れたのだが...僕は宙に浮いている為、当然避ける事など出来ずに、その女子高生と激しくぶつかってしまった。

気が付くと「キャッ!いった~い...と」女の声を発しながら、目の前に自分が倒れている姿を目にした...???と云うと状態になっていたのだが、激しく地面が揺れたかと思うと...同じく???と云う表情を浮かべながら白いパンツが見えている女子高生が倒れている姿が見える様に変わっていた???

遠くから「なつき~大丈夫~」と声が聞こえると、女子高生が捨て台詞に「馬鹿っ!死ね!変態っ!」と言いながら立ち去って行った・・・。

どうやら...ふたりとも、たいした怪我もないようで、その場を去って行ったのだが...恐らくぶつかった瞬間に身体が入れ替わっていたのではないかと、思い...もう一度あの女子高生に逢って話がしたくて、ほぼ毎日、この階段に座り...彼女の姿を捜し続けていた・・・・・・。

捜して続けて、丁度一週間後...友達と話しながら、下校している彼女の姿を見つけて...近寄ろと思い立ち上がった瞬間?ある想いが胸を締め付け...彼女に話しかける事なく、その場を立ち去ってしまった。

その日を境に彼女の事を捜すのは止めていたのだが...ある日、工場で凡ミスをして、中指の爪が剥がれる怪我をしてしまい...僕的には平気だったのだが、係長のオヤジに早退させられ、病院へ行く事になってしまった😵💧

ミスした理由はわかっていた...何時も彼女の事を考えていたからだ・・・・・・。

病院で治療を終えエレベーターに乗り、帰路に着きながら...痛くなってきた指を見つめながら開いたエレベーターを出ようとした為、乗ろうとしてきた人とぶつかってしまった...「スミマセン!」と謝りながら顔を挙げると・・・・・・!

そこには、彼女の姿があった・・・(ベタ過ぎて、書いてて嫌になるが真実なので仕方ない...)彼女とぶつかった肘にビリビリと電撃が走り、寒気を感じる程の電気が身体中を巡るのを感じた。

気付くと...エレベーターの中に、まだいる自分の姿がそこにはあった...そして、エレベーターのドアが静かに閉まり...彼女が上の階のボタンを押していた。

エレベーターは、2階、3階、と...誰も乗って来る人はなく、上へと昇っていき...屋上へとたどり着き、ドアが開いた・・・・・・

僕は彼女の手を引き、屋上へと降りて...あの日、あのぶつかった瞬間に起きた運命的な出来事を...身体が入れ替わっていたのではないかと云う問の答えを...否!あの日から君に惹かれて、惚れてしまった僕の想いを伝えようと...喋り出そうとした瞬間?...彼女が僕に抱きついてきた!

夏樹「何も語らなくていい...エレベーターで、ぶつかった時...貴方の想いが伝わってきた...私も同じ想いです...貴方が好き」

嗚呼!運命だ!幸せすぎるぜぇ・・・・・・

僕は今まで、硬派に生きてきた為、この最高の場面で!チューしていいのか?戸惑っていたが...彼女には僕の想いが筒抜けな気がして、とっ取り敢えず...彼女になって下さいと言う事にした。

僕「出逢った瞬間から...貴女が好きになりました!僕と...付き合って下さい...🙏」

夏樹「出逢った時は、イキナリぶつかってこられた事に、凄く戸惑ってしまったけど...私に気づいてくれた貴方となら...幸せに成れそうな気がします...」

僕「じゃあ!僕と付き合ってくれてるとやね!」

夏樹「はい!貴方と憑き合います...何時までも...何処までも...」

そう言って...彼女は、僕の身体の中へと入っていって...消えて行った・・・・・・。

パクったチャリ!

僕達が働く工場までの通勤時間は歩いて行くと、1時間弱の距離がある...会社から通勤用の自転車が支給されていたが、寮には12人の仲間が居るのに、自転車は六台しかなかった。

その為、通勤時は2人乗りで通勤していたのだが...寝坊すると、歩いて行かなければならないので、非常に不便だった。

ある日、仲間のひとりが...棄ててあったと称して、前輪が曲がっていたが...鍵付の自転車をパクってきた、そして...アパート(寮)の駐輪所に後輪がパンクして埃が被って放置してある自転車の前輪と付け替えて、マイチャリと称し...誰も乗るなよ!と云いながら、独り占めしていた。

だが、その自転車に乗っている仲間が...あのチャリ、ペダルが重くて疲れるから...俺はもう...乗らない、みんなで自由に乗っていい!と...言い出して、七台目の自転車として...みんなで乗っていたのだが...乗った者みんなが、あのチャリ、本気!キツイし...めちゃ疲れると言い...次第に誰も乗らなくなっていった。

僕はまだ、あのチャリには乗った事がなかったのだが...週に一回、午前中に病院へ行って、午後から出勤の日があるのだが...当然、残っている自転車はあのチャリしかない...みんなが云うように本当にペダルが重いのかどうか?手でペダルを回して診たが、別に重い様には感じなかった為、このチャリに乗って行く事にした。

上り坂でも、ペダルが重いとか全然感じる事などなく...むしろ軽い位だった。

あいつら!ヘタレ過ぎ...等と思いながら、下り坂を下っていると...ブレーキが効かない事に気付いた...?ブレーキワイヤーが切れていて、スカスカでブレーキが効かない訳ではない!ブレーキレバーを握ると、それなりのテンションがあり...ブレーキが効く時の感覚がある...が自転車は止まってくれない...???あれっ!前輪が回っていない?ブレーキは効いていたんだ...じゃあ?何で!止まらない...ヤバい!

この先はカーブになっていて、その下は崖になっている...ガードレールはあるが、この勢いでは...ガードレールに自転車がぶつかって止まっても、僕だけは衝撃で飛ばされて崖下に落ちてしまう。

段々カーブの所が近づき見えてきた...ガードレールも見えてきた...が!ガードレールが一部分だけ...ロープになっている~うぅ

このままでは、自転車ごと崖下に落ちて...確実に死んでしまう...自転車から飛び降りるしか助かる道はないが...体感スピードは100キロ位ある・・・・・・うぅ跳ぶしかない!

そう思い跳ぼうとしたのだが...知らない誰かの手が!僕の足と腰をロックしていて跳べない様にしている...崖まで3メートル位の距離しかない!もう死ぬと思った...もう死んだと思った...夏樹ちゃ~んと叫んでいた...自転車が崖下に落ちて逝くのが見えた・・・・・・???

あれ?助かったのか...道路にへたり込んでいる身体を起こそうと顔を挙げると...目の前に...ちょっと怒った表情で、僕を見下ろす...夏樹ちゃんの姿があった・・・・・・。

夏樹「あんな!ヘタ霊に殺されかけてるんじゃあ!ねえ~よっ!ダボがっ!ダチカンぞ!」

そう捨て台詞を吐きながら...僕の身体の中へと入って行った・・・・・・。

その日の夕方、心臓破りの坂の所で...チャリが棄ててあったから拾ってきたと、隣のアパート(寮)の先輩が言っていた。

【あとがき】

今回は、愛知県名古屋市中川区に住んでいた時の体験談を書かせてもらいましたが、他にも地方で体験した奇っ怪な出来事が多少ありますので、いずれ紹介しようと思いますが...凍結していたTwitterを新規に怪談専用で復活させたので、そちらの方もご利用下されば幸いです。

それと同じく投稿を中断しているYouTubeの方も怪談専用チャンネルを復活させようと準備してます。

活字では伝わり難い恐怖や同じ話でも、また違う怖さを感じると思いますので、その時は応援とチャンネル登録を!お願いします。

猫の餌代と病院代の為!頑張るぞ~😤